【SUUNTO WING レビュー】ナイトランの強い味方!LED発光機能搭載の骨伝導ワイヤレスイヤホン登場!

本記事には広告が含まれています
メモ

本記事ではフィンランド発のアウトドアブランドSUUNTOからリリースされた骨伝導ワイヤレスイヤホン「SUUNTO WING」の概要や特長、そしてしばらく使ってみて感じた良かった点、ここ惜しいなと思った点をご紹介します。

こんにちは。ランニング大好きな”はしかん(@hashikan3)”と申します。

おそらくこの記事を呼んでいただいている方はランニングやロードバイクなどのアクティビティーを楽しむ方が多いのではないかと思います。

SUUNTOはGPSランニングウォッチなどのデバイスで有名なブランドなので、アスリートの方ならSUUNTOというブランド名は一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

そんなSUUNTOから骨伝導ワイヤレスイヤホンがリリースされるということで僕も気になっていました。

この「SUUNTO WING」をしばらく使っていますが、このデバイスはナイトランを楽しむ方にピッタリの骨伝導ワイヤレスイヤホンだと感じました。

そんな「SUUNTO WING」を詳しくレビューしていきます。

動画レビュー

SUUNTO WING
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • オープンイヤーで環境音がしっかり聞こえる
  • LED搭載で夜でも自分の存在をアピールでき安全性を高められる
  • 首を動かすだけで曲送りや着信応答できるハンズフリー操作機能搭載
  • パワー・バンク付属で外出先でも最大30時間使用可能
  • IP67の防水性能で雨でも安心
  • マルチポイント接続対応
デメリット
  • 本体でのLED ON・OFFの際にモードを一周してからのOFFになるので少し手間がかかる
  • 少し重め
提供品

本記事はメーカーのSUUNTO様よりサンプル品をご提供いただき作成しています。

タップできる目次

SUUNTO WING の概要

スペック

ブランドSUUNTO
商品名SUUNTO WING
Black、Lava Red
装着方式骨伝導ワイヤレス方式
対応コーデックSBC、aptX Adaptive
対応プロファイルA2DP, AVRCP, HSP, HFP
周波数特性20Hz~20KHz
マルチポイント接続対応
ヘッドジェスチャーコントロール対応
防塵防水性能IP67等級
使用時間ヘッドホンのみ:最大10時間
(LED常時点灯状態で最大4時間)
電源バンク併用:最大30時間
充電時間ヘッドホン:最大1 時間
電源バンク:最大1.5 時間
大きさ幅102.5 x 奥行き126.5 x 高さ46.5 mm
重さ33g

付属品と外観

付属品はこちら。

付属品
  • Suunto Wing ヘッドホン本体
  • 充電ケーブル
  • 電源バンク
  • 専用ポーチ
  • イヤープラグ
  • マニュアルやその他の紙一式

外観はこのようになっています。

骨伝導なので、左右がネックバンドで繋がる一体型になっています。ここの振動部を耳の前の骨の部分に当てて振動を内耳に送ることにより音を伝える仕組みです。

色はBlackとLavaRedの2色展開で、これはBlackとなります。

Lava Redはこの振動部が赤になります。

出典:https://www.suunto.com/ja-jp/Products/headphones/suunto-wing/suunto-wing-lava-red/

全体を見ていて目を引くのがこのロゴとLED発光部分です。

SUUNTOを知っている人なら、一目でSUUNTO製品だとわかるこのロゴがかっこいいです。

ボタンは本体下側と左の振動部にあります。
本体下側のボタンは音量調整の+ーと、+が電源ボタン、ーがLEDのONOFFを兼ねています。

振動部のファンクションボタンは1回押しで曲の再生停止、2回押しで曲送り、3回押しで曲戻し、長押しで音声アシスタントを起動できます。

マイクはデュアルマイクになっていて音質もなかなか良かったです。
実際に録音してみた音声がこちらです。

SUUNTO WINGのマイク音質

大きさと重さ

サイズは、幅102.5 x 奥行き126.5 x 高さ46.5 mm。重さは実測値で33.4gとなります。

電源バンクをセットした状態だと73.2gでした。

この状態でキャリングポーチに入れても100gを切る重さです。

特長

オープンイヤーで環境音がしっかり聞こえる

SUUNTO WING」は耳を塞がない骨伝導方式のワイヤレスイヤホンです。

音楽を聞きながらランニングやサイクリングをしていて、急に後ろから自転車や車が接近してきて怖い思いをした経験のある方もいらっしゃるのではないかと思います。周りの音が聞こえないのはちょっと怖いですよね。

SUUNTO WING」はオープンイヤーで環境音を遮らないので、安心してアクティビティーを楽しめます。

LED搭載で夜でも自分の存在をアピールでき安全性を高められる

SUUNTO WING」の最大の特長と言ってもよいかもしれない特長がこちらのLED機能を搭載している点です。この機能はナイトランを楽しむ方にはとても良い機能です。

夜のランニングを安全に楽しむためには自分の存在をしっかり周囲に知らしめることが大事。僕も以前は腕にLEDライトを巻いてランニングしていた時期がありました。

最近は走っているランニングコースが比較的夜でも明るいこともありしばらく付けていませんでしたが、これを使い始めてからは安心度がましたような気がします。あと、このような光り物が好きな方にもオススメです。

首を動かすだけで曲送りや着信応答できるハンズフリー操作機能搭載

ランニング中にBGMを聞いている際、曲送りしたくなったりリピートしたいときってありますよね。そのとき通常はイヤホンのボタンやタッチによって操作しますが、この「SUUNTO WING」は首の動きで操作することが可能です。

曲送りしたいときは首を左右に2回振るだけでOK。

着信時は応答するときは2回たてに頷いて応答、2回首を横に降って拒否できます。本体を操作する必要がないためアクティビティーに集中できます。

パワー・バンク付属で外出先でも最大30時間使用可能

本体のみでも約10時間の連続再生が可能ですが、付属のパワー・バンクを併用すれば約30時間の使用が可能です。

パワーバンクはイヤホン本体をセットして使います。パワーバンクにもLEDを搭載しており、残量が確認できます。

持ち運ぶ際に脱落しないように上から押さえるカバーも付属しています。

IP67の防水性能で雨でも安心

IP67等級の防水防塵性能がどの程度かというと、まず防塵性能としては最高レベルの6なので、粉塵の侵入を完全に防止します。

続いて防水性能についてですが、一定の水圧で一定時間(30分間)水中に浸けても有害な影響がないと定義されています。

つまり、突然大雨にさらされて本体が濡れても大丈夫ですし、ランニング後は付着した汗を水できれいに洗い流すことができ、デバイスを清潔に保つことができます。

マルチポイント接続対応

iPhoneとAndroid同時に2台のデバイスに接続中の状態。

同時に2台のデバイスと接続可能です。

SUUNTOアプリで同時接続をONにすると、追加でもう一台のスマホ等とペアリングでき、同時に待ち受け状態にすることが可能です。

これにより、一方から音楽を流していたときに、もう一方のデバイスに着信が合っても応答することができます。これも何気に便利な機能ですよね。

実際にランニングで使った感想

音質はベストポジションになれば高音質だが当たり方によっては普通レベル

骨伝導は骨への当たり方によって音質が大きく変わります。

骨格は人それぞれ違うため、僕の場合、後ろのネックバンドを少し上に手で持ち上げると高音から低音まで非常によいバランスの音として聞こえるポジションになりました。

頭の形によってはベストポジションになる方の方が多いはずですし、アプリでサウンドモードを変えることで屋外でも聞こえやすい音質に変えることができるため、ランニングメインであれば問題なく使うことができます。

安心感が高い

2つの安心感があります。

1つ目が落ちない安心感、2つ目が周りに存在を示せる安心感です。

一体式かつ耳にかけるタイプなので、どれだけ激しい動きをしても落とす心配はありません。

また、搭載されたLEDによって暗闇でのランニングでも自分の存在をアピールできるので、安心してランニングができます。

惜しいなと思った点

続いて惜しいなと感じたポイントもお伝えしておきます。

本体でのLED ON・OFFの際にモードを一周してからのOFFになるので少し手間がかかる

LEDは当然ON・OFFのコントロールが本体でもアプリからでもどちらからでも可能ですが、イヤホン本体でのON・OFF時に、少し手間がかかります。

イヤホンのマイナスボタンを長押しすることでコントロールするのですが、長押しするたびに、モードが点灯→点滅→SOS→OFFと循環するようになっているため、点灯させる際は1回長押しするだけでOKですが、そこからOFFにしようとすると3回長押しする必要があります。

これはアプリでデフォルトの点灯モードを設定できるなどしてもう少し操作性を良くしてほしかったなと感じたポイントでした。

少し重め

本体は33gと、他の骨伝導系ワイヤレスイヤホンと比較すると少し重めです。

これは最近の同じタイプのワイヤレスイヤホンと比較したときに感じたポイントなので、初めて使う方には大きなデメリットにはならないかもしれませんが、いくつか使ったことのある僕の正直な感想としてお伝えしておきます。

最近のワイヤレスイヤホンは片耳で10gを切るものがほとんどですし、他の骨伝導ワイヤレスイヤホンやオープンイヤー型のイヤホンを僕もいくつか使っていますが、「SUUNTO WING」は4gグラムから5g程度重いです。

もちろん、他にはないLEDを搭載している点や、点灯した状態でも長時間使えるほどのバッテリー容量を確保する必要があるため若干重くなることは仕方ない部分だと思います。

1円玉4枚分の増量でそれを実現していることは実はすごいことなのかもしれません。

また、比較しなければわかりませんし、耳に掛けるタイプなので、慣れてしまえばあまり気になりません。

実際に僕もランニングで使っているときに重いと感じたことはありませんが、新しい機能が搭載されていることで若干デメリットも生まれていることはお伝えしておきます。

まとめ

今回はアスリートであればご存知の方が多いアウトドアブランドSUUNTOからリリースされた「SUUNTO WING」の製品概要としばらく使ってみて感じた感想をお届けしました。

赤く光るLEDを搭載した骨伝導ワイヤレスイヤホンで、夜に自分の存在を周囲に知らせることで安全性を確保しながらアクティビティーを楽しむことができます。

僕も夜にランニングをすることがほとんどなので、僕のようなナイトランナーにオススメしたいデバイスでした。

こんな方におすすめ

  • 走るのは夜がメイン
  • ランニングにBGMは欠かせないけど、安全性も大事にしたい
  • アクティビティー中に電話がかかってくることが多々ある

以上、はしかん(@hashikan3)がお伝えしました。

動画レビュー

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

タップできる目次