本記事では iPhone 14 Pro 用のApple純正レザーケース『ミッドナイト』をレビューしています。純正だけあって、iPhoneにピッタリフィットし優しく守ってくれるケース。外側のレザーの質感や謎に包まれた内側の状態もご覧いただけます。使用前のケアについても解説しています。
この世の中にはあらゆる製品があり、その製品に最適と思われる様々な素材が使われています。
ガラス、金属、プラスチック、木。
その中でもレザーは、少し特別感のある素材ではないでしょうか。
そんなレザーをスマホケースの素材として使ってしまうという贅沢すぎるケースが『Apple純正レザーケース』です。
しかもこれ、Apple 純正というだけあって非常に品質が高く、安定感がハンパないんですよね。
あたりまえですが形はピッタリフィット。
そしてもともと高級品であるiPhoneを優しく包み込んで日常使いでの小キズから守りつつ、更にラグジュアリー感を引き上げてくれるケースです。
事実、レザーケースの内側は非常に手触りのよい起毛仕上げとなっていて、初めてこのケースを手にとった方は「内側ってこんななってるんだ……」と驚愕することでしょう。
しかし耐衝撃性能はそんなに高くないので、頻繁にiPhoneを落下させてしまう人にはあまり向いていませんが、僕のよう常に細心の注意を払いつつ、iPhoneを最高の状態で使い続けたい人にはピッタリのケースです。
- 特殊ななめし加工と仕上げが施されたレザーを使用
- 自然素材であるレザー特有のしっとりとした手触り
- 純正品ならではのフィット感。内側の起毛が優しくiPhoneを保護
- マグネットを内蔵していてiPhoneにピタッと装着。MagSafe対応充電器にも完璧な位置に固定可能
- カラーはアンバー、フォレストグリーン、インク、ミッドナイト、オレンジの計5色
- 9,380円(税込)とちょっと高めのお値段
本記事ではレザーケースの細部や使用前のケアも合わせてお届けしますので、参考になれば嬉しいです。
- 最高の高級感と手触り
- MagSafe対応機器をカバー装着したまま使える
- リーズナブルとは言えないお値段
- 落下の際、1ミリも傷つけたくない方にはおすすめできない
iPhone 14 Pro Apple純正レザーケース ミッドナイト の外観
外箱は実寸台のケースがプリントされています。
このケース、初めて買う人は開け方に迷うのですが、この飛び出ているベロの部分を上に引っ張ると引き出しのように出てきます。
おお!今回も美しいたたずまい…。
背面全体像。しっかりアップルのロゴがついています。
今回筆者が購入したものには、このように革に直線的な模様が入っていました。実はこれ革の「トラ」といって、かつてのシワの部分なんですよね。
天然の革を使った製品にしか見られないので、革の個性として親しまれています。筆者は毎年純正レザーケースを購入していますが、トラの部分に当たったのは初めてでした。個人的にはラッキー!と思っていますが、革のこのような特性が合わない方にはあまり向いていません。
iPhone 14になってカメラの出っ張りがさらに大きくなったため、ケースのカメラ部分もかなり盛り上がっています。
ボタン部分はアルミ製。操作感も裸のiPhoneと遜色ありません。
内側はこのようにスウェード調になっていて、とてもソフトな手触り。MagSafe対応の証であるマルイリングも薄っすらとマークされているのがわかります。
ボタンの内側には直接金属部分が当たらないよう、樹脂製のパーツで保護されています。
革のシワができやすい内側の角の部分もとても美しく処理されています。
コネクターやマイク・スピーカー部分の処理も非常に美しく、レーザーで切ったかのようにキレイに穴が開けられています。
カメラ部分の変化
歴代のレザーケースを比較してみると、カメラ部分の出っ張りが順調に育っているのがわかります。
こうしてみると、初の3眼カメラとなったiPhone 11 Proはカメラの出っ張りがほぼゼロだったんですね。そこから徐々にカメラが飛び出ていき、iPhone 14 Proになるとまるでエアーズロックのごとく、そびえ立っています。
iPhone 14 Proに装着してみる
使用前のケア
僕がレザー製品を買ったらまずするのがこれ。毎回、儀式のようになっていますが使用前に『1909シュプリームクリーム』でケアしています。
これは革に栄養とツヤを与え、長持ちさせてくれる革用のクリームです。表面にまんべんなく塗って、クロスで仕上げて完成となります。
少量を指に取り、塗る前に少し人肌の温度で溶かします。
革表面にまんべんなく塗っていきます。
すばやく全体に刷り込みます。
カメラ部分の段差の部分や横の部分にもしっかり塗ります。
ケーブルホール部分も忘れずに。
塗り終わったら完全に乾く前にウエスで拭き上げます。
ムラにならないよう優しく拭き上げましょう。すると少しツヤがでてきます。
完成!
適度にツヤが出て、非常に美しく仕上がりました!
レザーケースの経年変化
レザーケースは使い込むと経年変化により色合いが変化します。
こちらが筆者が使ってきた歴代レザーケース。右からiPhone 11 Pro Max、iPhone 12 Pro Max、iPhone 13 Pro、 iPhone 14 Pro。
ブラック系のケースだと経年変化がわかりにくいので、その方が好みの方は暗めの色がおすすめです。
ブラウン系や明るい色だと徐々に色が濃くなってきたり角が黒ずんだりしてきます。この経年変化を楽しめるもレザーケースの特徴ですが、「ずっときれいな状態を維持したい」という方はレザーケースではなく純正シリコンケースも選択肢の一つです。
iPhone 14 Pro に装着してみた
iPhoneのデザイン性を損なうことなく、さらに一段ほど高級感が増しました。
しっとりと手に馴染む質感。最高です。
黒好きにはたまらないコンビネーション。
レザーケースはガジェットの無機質な雰囲気の中にちょうど良いぬくもりを与えてくれます。
カメラ部分は本体よりも高くなっているので、背面を下にしてデスクに置いてもレンズをしっかり保護してくれます。
まとめ iPhone 14 Pro にふさわしい至高のケース
『iPhone 14 Pro Apple純正レザーケース』は更に大きくなったカメラもしっかり保護し、iPhoneの高級感を高めてくれる至高のケースです。
メリット | デメリット |
---|---|
ケースの品質や革の質感がすばらしい しっとりとした手触り 純正品の安心感 MagSafe対応でしっかりと吸着できる | 高い位置から落とした時の耐衝撃性に不安が残る |
こんな方におすすめ
- 常に最高のモノを使いたい
- レザー製品には目がない
- Apple信者である
おすすめしない方
- スマホを良く落としてしまう方だ
- レザーの経年変化はあまり好きではない
スマホは現代人が一日の中で最も長時間触っているデバイスです。
そんなデバイスをできるだけ最高の状態で使いたい!そう思う方はぜひこのケースを一度手にとってみて欲しいです。その質感に惚れ込むこと間違いなしです!
以上、Apple信者のはしかん(@hashikan3)がお伝えしました!
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