iPhoneを守る2種の神器と言えば『ケース』ともう一つが『ガラスフィルム』ですよね!
今回はiPhone 11 Pro Max用のガラスフィルムのうち、
この2種類のガラスフィルムを比較してみました。
結論から申し上げると、今回の勝者は『Spigen』製ガラスフィルム『AlignMaster』となりました!
とは言えかなりの僅差で、Anker製がダメというわけではありませんのでご安心ください。
本記事ではその理由と比較した結果をご紹介します。
ガラスフィルム選びの参考になれば幸いです。
Anker と Spigen の ガラスフィルム 製品概要
Anker GlassGuard
モバイルバッテリーや充電アダプタ等、主に電源周りの周辺機器を数多くリリースしているおなじみの『Anker』製ガラスフィルム『GlassGuard』です。
え?Ankerってフィルムも出してたの?
とちょっと驚いたのですが、iPhone用とiPad用のガラスフィルムをリリースしており、古くはiPhone6、6S以降のシリーズに対応したガラスフィルムが用意されています。
Spigen AlignMaster
『Spigen』製ガラスフィルム『AlignMaster』です。
『Spigen』といえばミルスペックの耐衝撃スマホケースで名を馳せたメーカーで、iPhoneに限らずAndroidスマホを含め沢山の機種のスマホケースをリリースしています。
私もケースはiPhone6を使っていた時代からお世話になっています。
Anker GlassGuard と Spigen AlignMaster を比較してみる
形状
形状はほぼ一緒と言って良いです。
ディスプレイ上部の切り欠き部分だけ切り取られた形状になっており、スピーカーやインカメラ、Face ID認証カメラ部分は保護されていません。
見た目からはほぼ判別不可能ですね。この勝負、引き分け!
価格
価格は両者ともなんと999円という激安価格!(2019年10月調べ)
安い!
安すぎでは?!
しかも両者とも999円って!!
これで商売になっているのか不思議なくらい安いですが、品質に問題がなければ安いに越したことはないですよね。
なんと価格も引き分け!一体どこで勝負がつくのでしょうか!?
※2019年10月22日現在、『Spigen』製ガラスフィルム『AlignMaster』が10%OFFで100円ほど安くなっています。価格は変動する可能性があるので、購入時はご確認ください。
内容物と付属品
まずは両者ともガラスフィルムは2枚入っています。
この価格で2枚入りって、ガラスフィルム界の価格破壊も凄いですよね…。
付属品は両者ともとても充実しているので、フィルムを貼り付けるには全く困る事はないです。
両者とも充実しているのですが、それぞれ特徴があります。
まずはAnkerから。
Ankerの内容物一覧
ガラスフィルムは2枚入っているのは当然ですが、貼り付けるために使用するクリーナーやクロスもそれぞれ1回分が綺麗にビニールに入れられて2セット入っています。
- ガラスフィルム 2枚
- ガイドフレーム 1個
- 貼り付けキット 2セット
- スクイーズカード(紙製) 1枚
- 取扱説明書
丁寧に1セットずつ小袋に分けられています。
中身を開けると・・・。
- アルコールクリーナー 1枚
- クリーニングクロス 1枚
- ほこり除去ステッカー 3枚
が入っています。
これが2セット入っているので、張り替えるときも安心!
続いてSpigen。
Spigenの内容物一覧
こちらはアルコールクリーナーとほこり除去ステッカーは、それぞれ2セットずつありますが、クロスは1枚です。
その代わり、メガネのクロスみたいに比較的しっかりとしたクロスになっています。
また、空気を押し出すスクイーズカードもゴム製で、ゴムヘラと言った方がしっくりきますね。
- ガラスフィルム 2枚
- ガイドフレーム 1個
- アルコールクリーナー 2枚
- スクイーズカード(ゴム製) 1枚
- クリーニングクロス 1枚
- ほこり除去ステッカー 2枚
- 取扱説明書
どちらもガラスフィルムを綺麗に貼り付けるためには十分すぎる内容で、この勝負も五分五分ですね。
ヌルヌル感(滑り具合)
続いて、両者を並べて手触りを確認してみました。
ガラス面の滑りが良いほう(ヌルヌル感の高い方)が操作性が良いです。
結果はSpigenの方が若干滑りが良いと感じました。
とはいえかなりの僅差で、じっくり触って比較したらやっとわかる程度なので、Ankerを買って「滑りが悪いな〜」という事はないと思います。
この勝負はSpigenの勝ち!初めて差が付きました!!
ラウンド形状
ラウンド形状とは、ガラスフィルムの縁の部分が曲面になっていて滑らかに加工されている部分の事です。
この曲面の度合いがどうかを比較しました。
ラウンド形状になっていないと縁に段差ができます。
ラウンド形状になっているほうが縁の段差が少なく滑らかですが、端の方が薄くなるので割れやすくなります。
結果は、両者ともラウンド形状になっていますが、Ankerの方がより滑らかに加工されていました。
光の加減でラウンド形状の度合いが違うのがお分かりいただけるかと思います。
少し光の反射の仕方が違います。
こちらがAnkerのガラスフィルム。
なめらかに加工されています。
こちらがSpigen。こちらも丸くなっていますが、角度が少々きついです。
しかし、この方が縁の映像が歪みにくいというメリットもあります。
ラウンド形状という観点からは、Ankerの勝利!
比較結果!
それでは比較結果を集計します!
Anker GlassGuard | Spigen AlignMaster | |
形状 | ○ | ○ |
価格 | ○ | ○ |
内容物 | ○ | ○ |
ヌルヌル感 | ○ | ◎ |
ラウンド形状 | ○ | △ |
総合判定 | ○ | ◎ |
はしかんの独断と偏見で、勝者は『Spigen AlignMaster』に決まりました!
勝敗を分けたポイントは、「ヌルヌル感」です!
ガラスフィルムは毎日一番触れる部分ですので、操作感は非常に重要なファクターです。
しかしこの『ヌルヌル感』ですが、非常に僅差での勝敗となっており、よーく比較しないと判別できないほどです・・・。
決して「Ankerのガラスフィルムが滑らない!」というわけではありませんので、Ankerファンの皆様ご安心くださいませ。
貼り付け手順
両方ともガラスフィルムを貼り付けるためのガイドフレームが入っており、正しい位置に簡単に貼り付けることができます。
1. ディスプレイをクリーニングする
付属のクリーナーで画面を綺麗に拭きます。ほこりが乗ってないかチェックします。
2. ガイドフレームをセットする
付属のガイドフレームをiPhoneにセットします。
3. ほこりを除去する
ほこりが乗ってないか最終チェックします。ほこりがあればほこり除去ステッカーで取ります。
4. ガラスフィルムを乗せる
ガラスフィルム接着面の保護フィルムを剥がし、ガイドフレームに合わせてフィルムをそっと置きます。
5. 上からなぞって貼り付ける
指で上から矢印の方向になぞって貼り付けます。張り付いたら矢印の保護フィルムを剥がします。
7. ガイドフレームを取り外す
ガラスフィルムが張り付いたら、ガイドフレームをiPhoneから外します。
8. 空気を抜く
空気が入っている場合は、スクイーズカードで押し出します。
クロスできれいに拭き上げて完成です!
ガイドフレームを初めて使いましたが、何もしなくても位置がバッチリ決まってくれるので、超楽ちんに貼り付けることができました! 貼り付け位置が定まらずに、今まで何度も貼り直していたのが嘘みたい!
まとめ
本記事では『Anker』と『Spigen』のiPhone 11 Pro Max用ガラスフィルムを比較しました。
Anker GlassGuard | Spigen AlignMaster | |
---|---|---|
形状 | ○ | ○ |
価格 | ○ | ○ |
内容物 | ○ | ○ |
ヌルヌル感 | ○ | ◎ |
ラウンド形状 | ○ | △ |
総合判定 | ○ | ◎ |
操作感を重視した結果、勝者は『Spigen』製ガラスフィルム『AlignMaster』となりました!
ガラスフィルムを選択される際の参考になれば幸いです。
以上、はしかん(@hashikan3)がお伝えしました。
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