本記事では、Ankerのモバイルバッテリー『Anker PowerCore 10000 PD Redux』をレビューしています。常に持ち歩けるコンパクトさと、10,000mAhの容量で実用性も十分な製品です。最近主流になりつつあるUSB TYPE-C PDにも対応し、ノートPCにも充電できてしまいます。
スマホを充電し忘れた経験って誰しもあると思うんですが、そんな時に持っておくと役立つのがモバイルバッテリーです。
いつ充電し忘れるかわからないのでできれば常備しておきたいところですが、重くてかさばるモバイルバッテリーはできれば持ち歩きたくないですよね。
今回ご紹介する『Anker PowerCore 10000 PD Redux』は、カバンの中に常備していても気にならないほどのコンパクトさと、実用性の高い10,000mAhの容量を持つPD対応小型モバイルバッテリーです。
Nintendo Switchにも充電できるので、親子で仲良く使っています!
そんなわけで本記事では『Anker PowerCore 10000 PD Redux』について書いていきます。
Anker PowerCore 10000 PD Redux の概要
『Anker PowerCore 10000 PD Redux』は軽量コンパクトでありながら10,000mAhの容量をもっており、USB Type-C PDに対応したモバイルバッテリーです。
スペック
バッテリー容量 | 10,000mAh |
大きさ | 約106 x 52 x 25 mm |
重さ | 約192g |
PD入力 | 5V=3A, 9V=2A, 15V=1.2A |
PD出力 | 5V=3A, 9V=2A, 15V=1.2A |
PowerIQ 出力 | 5V=2.4A 合計最大出力:18W |
対応機種 | – iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max / XS / XS Max / XR / X / 8 / 8 Plus – iPad Pro(2018, 11インチ) – Galaxy S10 / S10+ / S9 / S9+ – Google Pixel 3 / 3 XL – Nexus 6P 他 |
製品型番 | A1239 |
付属品 | Anker PowerCore 10000 PD Redux本体 TYPE-C to TYPE-C 充電ケーブル トラベルポーチ ユーザーマニュアル |
保証期間 | 18ヶ月 |
発売日 | 2019/05/09 |
10,000mAhという容量ですが、バッテリー容量が1,821mAhのiPhone8なら、理論的には4回ほど充電できるくらいの容量です。
実際には3回程度かなと思いますが、このサイズのモバイルバッテリーでiPhoneを3回充電できれば十分すぎるほどの容量ですね。
外観
それでは外観をチェックしていきましょう。
外箱はホワイトと鮮やかなブルーを基調としたシンプルなパッケージです。
いざ、開封~!
おおお!めっちゃ小さい!
内容物一式です。
- Anker PowerCore 10000 PD Redux本体
- TYPE-C to TYPE-C 充電ケーブル
- トラベルポーチ
- ユーザーマニュアル
バッテリー本体は角が丸くなっていて非常にコンパクトです。
+IQ対応のUSB TYPE-Aポートが1つと、PD対応のTYPE-Cポートが1つあります。
バッテリー本体への充電と、TYPE-C機器への充電はこのTYPE-Cポートを共通で使います。
ニンテンドースイッチ純正のACアダプタを使って充電可能です。
バッテリー残量を示すLEDは青色で4段階で表示されます。
TYPE-Cケーブルが付属しているので、TYPE-Cポート搭載のニンテンドースイッチやスマホにはすぐに充電できます。
大きさと重さ
大きさは、幅106mm x 奥行52mm x 厚み25 mmと非常にコンパクト。
重さは実測値で約193g。
続いて大きさ比較。
まずはスマホとの比較です。
iPhone11 Pro Maxと比較するとこんなにコンパクト。
続いてニンテンドースイッチと一緒に、スイッチ対応モバイルバッテリーとして任天堂公式ライセンスを取得している『Anker PowerCore 13400 Nintendo Switch Edition』の大きさを比較しました。
右が『Anker PowerCore 10000 PD Redux』、左が『Anker PowerCore 13400 Nintendo Switch Edition』です。
『Anker PowerCore 13400 Nintendo Switch Edition』は少しお値段が高めなんですが、その分任天堂公式ライセンスを取得していますし、質感もかなり高いです。
キャリングポーチも同メーカーのものと比較するとかなり高級感のあるものになっています。
『Anker PowerCore 10000 PD Redux』の小ささがよくわかります。
ケースに収めるとこの様になります。
こうして並べてみると、『Anker PowerCore 13400 Nintendo Switch Edition』でも持ち運びに困ることはなさそう。
特徴
ニンテンドースイッチに遊びながら充電できる
ニンテンドースイッチに『Anker PowerCore 10000 PD Redux』を接続し、遊びながら充電できるか確認してみました。
するとニンテンドースイッチ本体のバッテリー残量は減ることなくきちんと充電できました。
バッテリー残量が12%の状態から42%まで充電できた時点で『Anker PowerCore 10000 PD Redux』のLEDインジケーターは残り2個でした。
プレイしながら充電しているので充電スピードは遅いですが、プレイを止めなくてもよいのは嬉しいです!
USB PD(Power Delivery)対応でPCにも充電可能
あと注目すべきはUSB PD(Power Delivery)対応であることです。
こちらはPD対応ノートPC「HUAWEI Matebook X Pro」に『Anker PowerCore 10000 PD Redux』を接続して充電している様子です。
ノートPC側の白いLEDが点灯しているのがおわかりいただけるでしょうか。
試しにPCを使用しながら充電してみたところ、PCのバッテリー残量が88%から92%になるのに25分程度かかったので、充電スピードとしてはかなり遅いですがちゃんと充電されます。
このコンパクトさでノートPCに充電できちゃうこと自体がすごいんですが、さらにPCを使いながら充電できちゃうのがすごい!
まさにオールマイティーに使用できるモバイルバッテリーです!
低電流モード(トリクルモード)搭載
もう一つの特徴が「低電流モード(トリクルモード)」。
Bluetoothイヤホンやウェアラブルデバイスなどの小型の機器に対して、電流を抑え適切な電流で充電できるモードです。
ボタンを2回連続でポチポチと押すと、左側のLEDが緑色になります。この状態で充電すると低電流で充電することができます。
もう一度ボタンを1回押すと定電流モードが解除されて普通のモードに戻ります。
まとめ
本記事では、Ankerのモバイルバッテリー『Anker PowerCore 10000 PD Redux』をレビューしました。
10,000mAhという高容量とコンパクトさを兼ね合わせた実用性と、PC対応のTYPE-CポートとTYPE-Aポートでスマホ、スイッチ、PCと様々なデバイスに充電できるモバイルバッテリーです。
Anker PowerCore 10000 PD Reduxはこんな方におすすめ
Anker PowerCore 10000 PD Reduxはこんな方におすすめ
- ニンテンドースイッチの予備バッテリーをお探しの方
- 常にカバンに常備できるモバイルバッテリーをお探しの方
- ワイヤレスイヤホンからノートPCまで、オールマイティーに使えるモバイルバッテリーをお探しの方
また、『Anker PowerCore 10000 PD Redux』自体に充電するための充電器は付属していないので、別途充電器やケーブルをお探しの方にはこちらがおすすめです。
スイッチをお持ちの方であれば、スイッチ純正充電器で充電可能です。
ちなみにニンテンドー純正のACアダプターはこちらです。
ニンテンドースイッチの電源周りが一段と充実すること間違いなしです!
以上、はしかん(@hashikan3)がお伝えしました。
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