本記事では「パームワーク昇降デスク」をレビューしています。天板裏のほか、「実際の動作音が聞きたいのだが…。」「キャスターは取り付けできる?」といった疑問を解消するための検証も実施しました。割引クーポンも掲載しています。
この記事では、今まで電動昇降デスクを合計4台ほど使ってきた筆者が、「パームワーク昇降デスク」をしばらく使ってみて感じた「良かった点」と「ここ惜しいな」と思った点をご紹介します。
その他にも、デスクを選ぶうえで気になるであろうポイント。例えば、どのくらいまで低くできるのか?とか、キャスターがつけられるのか?といった検証もしていますので、このデスクが気になっている方はぜひ最後までご覧いただけると幸いです。
今、メインデスクをこちらの「パームワーク昇降デスク」に入れ替えてしばらく使っていますが、結論を先にいうと、とても気に入っていますし、電動昇降デスクも少しずつ進化しているなと感じました。
理由はいくつかあるのですが、一番は天板裏にカスタマイズユニットを取り付け可能で、デスク上や配線をスッキリまとめることができるという点だったり、天板の質感の良さだったり、静かな昇降動作音も気に入っているポイントです。
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- 天板裏のカスタマイズユニットのおかげで、デスク上がスッキリした
- 無垢ラバーウッド材を使用した天板で落ち着いた雰囲気に
- 静かな昇降動作音でスムーズに高さ調整可能
- コの字型フレームで足元スッキリかつスタイリッシュに
- 天板の奥行きは60cm一択でデスクシェルフとは相性が悪いかも
- オプションのケーブルトレーがモニターアームと干渉するかも
動画レビュー
本記事はメーカーの株式会社pow(パウ)様よりサンプル品をご提供いただき作成しています。
パームワーク昇降デスク の概要
まず「パークワーク昇降デスク」のメーカーについてですが、日本の株式会社pow(パウ)さんが開発・製造しています。
「パームワーク」というブランドは、椅子を検討したことがある方なら一度は耳にしたことがあるかもしれませんが、おしゃれかつリーズナブルなオフィスチェア「パームワークチェア」をリリースしているブランドです。
この株式会社pow(パウ)さんはちょっと変わっていまして、もともとはソフトウェアの開発会社なのですが、社員のエンジニアが長期間デスクで作業しても疲れない椅子がないだろうかと探していたときに、自分たちで椅子を作ってしまったことでこの「パームワーク」というブランドを生み出しています。
この昇降デスクは、パームワークブランドの第二弾の商品です。
製品詳細
メーカー | 株式会社pow |
商品名 | パームワーク昇降デスク |
天板素材 | 無垢ラバーウッド材(低光沢ウレタン塗装) |
天板カラー | ナチュラル、ウォルナット |
天板サイズ (幅x奥行きx厚み:重さ) | 120cm x 60cm x 2.5cm:14.8kg 140cm x 60cm x 2.5cm:16.7kg 160cm x 60cm x 2.5cm:18.5kg |
脚・フレーム | スチール |
脚カラー | マットホワイト、マットブラック |
脚サイズ (奥行き:重さ) | 60cm:24.1kg (幅と高さは可変) |
積載重量 | 125kg |
昇降範囲 | 61cm-125cm |
最大速度 | 38mm / 秒 |
カスタマイズモジュール | ケーブルトレーユニット PCトレーユニット フックユニット |
保証期間 | 5年間 |
価格 | ■パームワーク昇降デスク 120cm: 99,000円 140cm:105,000円 160cm:111,000円 ■カスタマイズユニット ケーブルトレーユニット:9,900円 PCトレーユニット:4,400円 フックユニット:2,200円 |
天板サイズは3種類、色は天板、脚それぞれ2種類から選択でき、合計12通りの組み合わせがあります。
部屋の広さ、インテリア、好みに合わせて選択することが可能です。
また、天板の素材には無垢のラバーウッド材に低光沢ウレタン塗装が施された板が使用されており、水に強く普段の掃除もしやすくなっています。
見た目は木の木目が美しく適度なツヤが高級感を醸し出しています。
電動昇降動作はとても静か。高さのメモリー機能は3つまで登録でき、誤操作を防止するチャイルドロック機能や衝突を検知して自動的にストップするはさみこみ防止機能も標準搭載しているため、小さなお子様やペットがいる環境でも安心して使えます。
組み立てについて
天板と脚はバラバラの状態で届くため、組み立てが必要です。
内容物はこちら。
僕は1人で組み立てたのですが、撮影しながらの組み立てで、約1時間かかりました。
組み立て自体は説明書を見ながらスムーズに進めることができましたが、一番大変なのは、組み立て終わった後のデスクを起こす作業。天板や床に傷が付かないように、天板の梱包材をうまく下に引きながら起こして完成です。
デスクの移動は、デスク脚の下に「カグスベール」を入れるとスムーズに移動できるようになって便利です。
また、カスタマイズモジュールも一緒に購入した場合は、別途取り付けが必要です。
パームワーク昇降デスクを使ってみて良かったポイント
しばらく使ってみて感じた良かったポイントが4つありましたので紹介します。
天板裏のカスタマイズユニットのおかげでデスク上がスッキリ!
このパームワーク昇降デスクの一番の特長が、天板裏にカスタマイズユニットを取り付け可能なところ。
天板裏に横20cm、縦10cm間隔でM6 x 16mmのネジが使えるネジ穴が開けられていて、別売りのカスタマイズユニットを取り付け可能です。
カスタマイズユニットには、2024年5月時点でケーブルトレーユニット、PCトレーユニット、フックユニットの3つが用意されています。
これを使えば、PCやヘッドホンなどをデスク上に置く必要がなくなるため、デスクを広く使うことができるようになります。
実際に僕も以前はこのようにデスク上にMacBookやヘッドホンを置いていたためデスク上が狭くなっていたのですが、このパームワーク昇降デスクにしてからデスクを広く使えるようになったので非常に満足しています。
PCトレーは横に大きくスリットが入っていて、ケーブルを接続しやすくなっています。PCを入れるときにゴム脚が引っかかって入れにくかったので、僕はトレーの底の部分にこのすべりやすくなるシールを貼ってスムーズに入れられるようにしました。
また、ケーブルトレーも天板裏に固定できるので、後付のケーブルトレーのようにクランプ部分が天板上に出ることがありません。今までは汎用品であるサンワサプライさんのケーブルトレーを使っていたのですが、クランプ部分が邪魔でレイアウトにかなり制約があったんですよね。
そんな不自由からも開放されてかなり満足しています。
で、実は他にも天板裏にモジュールを取り付け可能なデスクはあって、それも素晴らしい製品ではあるのですが、そこそこ良いお値段がします。
もちろんモジュールの豊富さやカスタマイズ性はもちろん全く同じというわけにはいきませんが、パームワーク昇降デスクはホームセンター等で売っているM6 x 16mmのネジが使えるので、汎用の金属ステー等を使って、工夫次第で様々なものを取り付けできます。
これ、結構ワクワクしますよね。このように今後の拡張性を広げる可能性を秘めたデスクになっているのがとても気に入っているポイントの一つです。
無垢ラバーウッド材を使用した天板で落ち着いた雰囲気に
パームワーク昇降デスクにはナチュラルとウォルナットの2種類の天板が用意されています。
僕はウォルナットを選んだのですが、色合いも濃すぎず薄すぎず、ブラックのフレームにマッチする大人っぽい色に仕上がっています。板はラバーウッドの集成材で、木目も美しいです。
非光沢のウレタン塗装が施されており、触った感じはサラサラとしています。
水をこぼしてもちゃんと弾いてくれるため、木に染み込みにくくなっています。お手入れもサッと拭くだけなので簡単です。
僕は上にグレーのデスクマットを敷いて使っているのですが、バッチリ合いました。上に置くアイテムはできるだけブラックで揃えるようにしているのですが、ブラックととても相性のよいウォルナットの色合いがとても気に入っています。
静かな昇降動作音でスムーズに高さ調整可能
もう一つ驚いたのがこの動作音の静かさです。
今まで使ってきた電動昇降デスクは、動作音が結構していました。
特に動き始めるときの「カチッ」というリレーの音がしないので、とても静かに感じます。
実際の動向動作音を録音してみたので、聴き比べてみてください。
パームワーク昇降デスクの動作音
FlexiSpot E8の動作音
とても静かですよね。
動作もスムーズなので、このデスクにしてから再び立って作業することが多くなったような気がします。
ちなみに高さ調整の幅ですが、一番低い位置まで下げた状態での天板の高さが61.5cm。最も高い位置に上げると125.8cmの高さまで上げることができます。つまり調整幅は64.3cmとなります。(これは脚の部分に厚さ6mmのカグスベールを入れた状態での高さです。)
身長178cmの僕が立って使うのにちょうど良い高さが109cmなので、最大の高さまで上げて使うことはほぼありませんが、僕より身長が高い方でも十分な可動範囲だと言えます。
コの字型フレームで足元スッキリかつスタイリッシュに
よくあるエの字型ではなく、脚の支柱部分が奥側に寄っているコの字型のフレームになっているので、足元がスッキリしました。
実際にデスクに座ってみると、脚の支柱部分があまり視界に入ってこなくなり、足元が広くなったような印象です。
ここで心配になるのが安定感ですが、全く問題ありませんでした。
まぁ見た目は比較的細くてスタイリッシュではありますが、よくよく考えれば金属でできためちゃくちゃ硬いフレームがそう簡単にたわむ訳もなく、エの字型フレームと何ら遜色なく使えました。
これは余計な心配でしたね。
ちょっと惜しいなと感じたポイント
とても気に入っているデスクですが、一部の方には向いていなかったり、注意すべきポイントがあったのでご紹介します。
天板の奥行きは60cm一択 奥行きの広さ重視の方には不向き
天板サイズは3種類から選べますが、奥行きは全て60cm一択となっていて、70cm〜80cm程度の奥行きが必須の方には向いていません。
そのため、デスクの上にデスクシェルフを置いて使うことを想定している方も少し注意が必要です。デスク界隈で有名なグローブメイドのデスクシェルフも、奥行きが23cmあるため、奥行き60cmの天板の上に載せると手前の作業エリアが単純計算で37cmしか確保できない計算になります。さらにモニターアームを使っている場合だと、デスクシェルフが更に手前に迫り出してくることも考えられます。
デスクシェルフを置くなら、もう少し小型のものを探す必要があるかもしれません。
僕は今のところデスクシェルフは使っていないので大きな問題は出ていませんが、今後デスクシェルフは導入したいアイテムのひとつなので、合いそうなアイテムが見つかればまたシェアしたいと思います。
そんな奥行き60cmの天板ですが、奥行きをできるだけコンパクトにすることで、部屋を広く使うことができるというメリットもあります。
実際に僕も今まで奥行き70cm、幅140cmの天板を使っていたのですが、奥行き60cmになる代わりに幅を160cmに広げました。これにより、より壁側にデスクを追いやることができつつ、横が広くなったのでデスク上のスペースが広がりました。
そのため部屋を広く使いたい方には向いています。
ケーブルトレーがモニターアームと干渉する可能性あり
僕はモニターアームを使ってメインモニターを浮かせているのですが、オプションのケーブルトレーを取り付けた場合、取り付け位置によってはモニターアームが干渉して取り付けられない場合があります。
ちなみに僕が使っているモニターアームはエルゴトロンのLXというモニターアームなのですが、目一杯横から出す位置にすることでギリギリモニターがセンターに来るように取り付けできました。
これより内側はそのままではケーブルトレーと干渉するので取り付けができません。あと数センチほどケーブルトレーが下にあれば干渉せずに済みそうです。
そのため、これを解決するにはこのネジ穴を延長する六角支柱スチールがオススメです。
これを使えば、ケーブルトレーの取り付け位置を少し下に下げることができます。ただ、これは公式のやり方ではないためあくまで自己責任でお願いします。
また、クリアランスを確保することで、USB電源アダプタに充電ケーブルを指しやすくなるというメリットもあったので、個人的にはオススメです。ネジ穴延長ロッドのURLを貼っておきますので参考にしてみてください。
キャスターについて
キャスターですが、こちらのFlexispotのキャスターが取り付け可能です。
ただ、これは公式にサポートされている使い方ではないので、もしキャスターを付ける場合は自己責任になってしまうのでそこはご注意ください。
ちなみ僕は、今のところメインデスクを大きく動かす機会が少ないので、このカグスベールを下に置いて使っています。フローリングなのでいまのところこれで間に合っています。
僕と同じような環境の方はこのカグスベールを敷いておくのがオススメです。
安く買う方法
このパームワーク昇降デスクは公式サイトにて購入可能ですが、購入の際には割引クーポンを使いましょう。
公式サイトでの決済時にクーポンを適用することで、5,000OFFで購入できます。
クーポンコードはこちらです。
クーポンコード:hashikan3
クーポン使用可能先:Palmwork 公式サイト
\ クーポンコードは公式のみで使えます/
割引で浮いた金額で、PCトレーユニットを購入してもお釣りがきますので、ぜひご活用ください。
まとめ
今回はパームワーク昇降デスクをご紹介しました。
インテリアに馴染むスタイリッシュな外観と、天板裏に取り付け可能なカスタマイズユニットにより、デスク上をスッキリ整理できるのがとても嬉しい電動昇降デスクです。
肝心の昇降動作も非常に静かに動作し、自分に合った高さにスムーズに調整できるのも気に入って使っています。
こんな方におすすめ
- MacBookはずっとクラムシェルモードでデスクの上に置いて使っている
- 天板にあまりものを置きたくない
- ケーブルはスッキリ整理したい
- DIYは苦手
- 天板の奥行きは60cmで十分
これから毎日使うデスクなので、納得の行く製品を選びたいですよね。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
クーポンコード:hashikan3
クーポン使用可能先:Palmwork 公式サイト
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動画レビュー
以上、はしかん(@hashikan3)がお伝えしました。
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