Oripuraは高級オフィスチェアで有名なハーマンミラー社のグループ企業「CBS社」が製造販売するノートパソコンスタンドです。折りたたみ式で手軽に持ち運べるのと、モニターの位置を18cm以上も高くできるのが特徴。本記事では「Oripura」を写真多めでレビューしています。
こんにちは。メインPCは”MacBook Air”を使っている”はしかん”と申します。
僕は本業でもPCで仕事をしブロガーとして執筆する際はこれまたPCを使うので、パソコンに向かっている時間は普通の人よりも断然多いんですが、ノートパソコンで長時間作業をしていると、ずーっと下を向いているので首がかなり凝るんですよね。
時々上むいて首の後ろ側をマッサージする動作を定期的に発動しがちです(笑)
ここ最近、このような疲労を軽減するために「ノートPCスタンド」なる製品が多くリリースされています。
モニタの位置をなるべく高くして良い姿勢で作業を行い、身体への負担を減らそうというものです。
本記事でご紹介する「Oripura」もノートパソコンスタンドの一つなんですが、持ち運べるノートパソコンスタンドなのにめちゃくちゃ高い位置までモニターを上げることが可能なんです。
なんと通常よりも18cmも高い位置までモニターを持ち上げることができるんです!
Oripuraの特徴
- ノートパソコンのモニター位置を18cmも高くできる
- 薄く折りたたんで持ち運べるので、場所にとらわれずどこでも良い姿勢で作業できる
- 100%リサイクル可能なプラスチック製
- シンプルな構造で設置や折りたたみがラクラク
- 最大16インチのノートパソコンに対応
- 強度もバッチリ
『Oripura』にノートパソコンを設置すると完全に本体が浮き上がるので、ノートPCスタンド本体のキーボードは使えなくなります。
そのため外付けのキーボードは必須アイテムですが、その分適度にノートパソコンを離して設置できるため、モニターと目の間の距離を適度に保つことも可能になります。
WEB会議のとき、相手を見下ろすような角度になってしまう画角をなんとかしたい方にもおすすめです!
本記事ではそんな『Oripura』を写真多めでレビューしていきます。
\ 値段もお手頃 /
本記事はメーカーのColebrook Bosson Saunders様よりサンプル品をご提供いただき作成しています。
- 18cmもラップトップの画面が上昇する
- 折りたたんで収納できる
- 爪が引っかかって画面を閉じられない
Oripura の概要
『Oripura』はColebrook Bosson Saunders(以下CBS)というイギリスのメーカーが作ったノートパソコンスタンド。
ノートパソコンスタンドと聞くと、金属製のずっしりとしたモノをイメージしがちですが、『Oripura』はプラスチック製で非常に軽く作られています。
また、かんたんに折り畳めるので持ち運びも簡単。
メーカーのCBSは高級オフィスチェアの代名詞であるアーロンチェアや独創的なセイルチェアを手掛けるハーマンミラー社のグループ企業。主にモニターアームをはじめとしたデスクトップ周りのプロダクトをリリースしていますが、人間工学と美しいデザインをバランスよく調和させた独創的な造形が特徴的です。
モニターアームのデザインもとてもカッコいいですし、アーロンチェア欲しいw!
Colebrook Bosson Saunders公式サイト
Oripuraの仕様
ブランド | Colebrook Bosson Saunders |
商品名 | Oripura |
色 | ホワイト |
大きさ(折りたたみ時) | 幅 212mm x 奥行 262 x 厚み 8mm |
大きさ(展開時) | 幅 291mm x 奥行 278mm x 高さ 159mm |
重さ | 350g |
保証期間 | 5年間 |
対応するノートパソコンのサイズ
最大画面サイズ | 16インチ |
最大厚み | 27.2mm |
最大重量 | 2.8kg |
薄型の15.6インチゲーミングノートPCも余裕で乗りました!
Oripura公式サイトの製品概要
外観と付属品
『Oripura』のパッケージはシンプルそのもの。
厚紙でできた封筒に入っています。
Colebrook Bosson Saundersのロゴも白いインクでプリントされていておしゃれ感ハンパないです。
裏側には『Oripura』の展開方法や使用イメージがプリントされています。
折りたたんだ状態
中に入っているのは『Oripura』本体のみ。他に付属品は一切入っていません。
初めて見た人はこれがノートパソコンスタンドだとは思わないでしょう。
この部分の穴は、『Oripura』本体を持ち運ぶときに持ったり、設営時にケーブルを通す穴としても利用できます。
このひっかけ部分がノートパソコンの下側を支える部位になります。
本体の大部分は剛性感のある硬質プラスチックですが、パソコンが直接触れる部分は縁が柔らかいゴム製になっていて、パソコン本体を優しく受け止め、かつ滑り止めの役割を果たします。
折りたたんだ状態から開くときは、このツメの横にあるくぼみに指を引っ掛けて開けばワンタッチで展開できます。
折り目の部分の耐久性は長時間使ってみないとわかりませんが、保証期間がなんと「5年」も付いているのでそう簡単に壊れるような心配はなさそうです。
広げた状態
広げるとこのように3角形のような形に変化します。
頂点部分に開けられたサークルの縁には、”100% RECYCLABLE | DESIGNED BY CBS | MADE IN THE UK”という文字が描かれています。
ひっかけ部分をずっと眺めていたら、だんだんペンギンに見えてきました…。
広げると安定感抜群のノートPCスタンドに早変わり。
ノートパソコンを置いた状態
『Oripura』に「MacBook Air」を置いた状態。ノートパソコン後方にも支え部分が伸びる形状なので、しっかりと安定させることができます。
ひっかけ部分は角度がキツく作ってあり、ノートパソコンが誤って滑り落ちることを防止します。
その反面、ノートパソコンを乗せた状態でモニターを閉じることができません。スタンドに置いたままクラムシェルモードに切り替えるのは難しいので、そのような運用を想定した使い方には向いていません。
背面側から見ると後方に長めに脚が出ていて安心感があります。
背面からまっすぐ見た状態。
こうしてみるとかなり高い位置まで上がっていることがよくわかります。
キーボードやマウスと組み合わせても絵になる造形。
ちなみにiPhoneなら事前に自宅のインテリアに合うかどうかARを使って確かめることが可能。
高さの雰囲気も把握できて便利!
Oripura を AR(拡張現実) で見てみる
大きさと重さ
『Oripura』の大きさは、幅 212mm x 奥行 262 x 厚み 8mm。
MacBook Airの上に乗せると大きさがよくわかりますが、通常のパソコン用カバンであれば余裕で入るサイズです。
最大で2.6kgのパソコンを乗せられる強度を持っているにも関わらず、薄さは9mmに抑えてあります。
重さは350g。缶ジュース1本分のくらいの重さがあります。
プラスチック製ですが非常に固く剛性感のある質感なので、ある程度重さは感じますね。
とは言え金属製のパソコンスタンドに比べたら比較にならない軽さです!
設置方法
設置方法はいたって簡単。
出っ張り部分を両手で持って広げるだけ。
カバンからさっと出して広げるだけでハイポジモニター環境ができあがります!
構造がシンプルなので、設置方法で迷ったり時間を取られることがありません。
カバンから出して3秒で設置完了です!
Oripura の特徴
モニター位置が18cmも上昇する
『Oripura』を使うと何も使っていない状態のときと比較して18cmほどモニターの位置を高くすることが可能。
僕が普段愛用している『ONED Majextand』で最大12cmなので、『Oripura』はそこからさらに6cmも高くすることができます。
これにより、デスクトップPCのモニター位置とほぼ変わらないくらいの目線の高さをキープでき、背中が丸くなるのを防止できます。
目線が上がると頭の重さが首にうまく乗る感じがして、首の負担が減る感じがします。
折りたたみと設置が超簡単 持ち運びもラクラク
これだけの高さを確保できるノートパソコンスタンドですが、折りたたみ式なので持ち運びが非常に楽です。
また、構造がシンプルな分、設置と片付けが非常に簡単で、外出先でも気軽に使えてとても便利。
中にはパズルみたいな折りたたみスタンドもありますが、『Oripura』なら3秒で設置可能です。
使わないときは本棚に収められるし、デスク周りをシンプルにしたいけどノートパソコンスタンドは使いたいという方にもおすすめできます。
16インチのノートパソコンまで対応
最大で16インチ2.6kgの大きさまで対応している『Oripura』。
15.6インチのゲーミングノートパソコンもこのように余裕で設置することができます。
ちなみに15.6インチのノートパソコンだと、モニターの位置が20cmも高くなりました!
ノートパソコンの奥行きがあるのでその分高くすることができます。
背面の通気孔を塞ぐ心配もないので、熱を発するゲーミングノートパソコンでも安心して使えるのもGood!
姿勢の変化
特に意識していませんでしたが、ノートパソコンスタンドのある時とない時では上体の起き具合が違っていました。
モニターが下すぎるとどうしても首が下がってしまって肩が凝ってくるんですよね。
モニター位置が高い状態で作業していると、首が上がって頭の重心が自然に首に乗るので、首や肩が無駄に緊張することがありません。
しばらく使ってみましたが、たしかに首のコリが軽減された気がします。
メリット・デメリット
メリット どこで作業してもモニターの位置を高く保てる
他にもモニタースタンドは多くの種類があり、僕も普段『ONED Majextand』を愛用している一人でもありますが、持ち運べるノートパソコンスタンドでここまでモニターの位置を高くでき、かつ簡単に設置できるモニタースタンドは初めてなんじゃないかと思います。
デメリット 画面を完全に閉じられない
自宅で使っていてちょっと不便に感じたのが、『Oripura』にノートパソコンを載せた状態だと、「モニターを完全に閉じれない」という点。
作業中にちょっと席を外す際、ノートパソコンのモニターを閉じないと気がすまない方は注意が必要。
また、僕は普段「クラムシェルモード」でMacBookを使っているのですが、クラムシェルモードのときにスリープ状態になってしまって指紋認証でスリープ解除したいときだったり、アプリをTouch IDで決済したいときなんかは必ずモニターを開く必要があるんですが、これがかなりやりにくくなります。
クラムシェルモードとは?
- MacBookに外付けキーボード、マウス、外部モニターを接続し、MacBook本体を閉じて使う状態のこと。
モニターが高くなる分角度が鋭角になるので、引っかかり部分がはずれないようにするためにこのような形状になっているのは理解できますが、できれば開閉はできるようにしてほしかったところ。
モニターを開閉しない方にとっては特に問題点はないでしょう。
まとめ
本記事では『Oripura』をご紹介しました、
『Oripura』は、ハーマンミラー社のグループ会社であるCBS(Colebrook Bosson Saunders社)が製造販売する折りたたみ式ノートパソコンスタンドです。
100%リサイクル可能なプラスチック製で、最大16インチ重さ2.6kgのノートパソコンを搭載可能。構造もシンプルで外出先に気軽に持ち出して使える使い勝手の良さと、13インチノートの場合で約18cmもモニター位置を高くできるのが特徴。
高さと携帯性を重視する方におすすめのノートパソコンスタンドです!
\ 値段もお手頃 /
この記事が少しでも検討の際の参考になればうれしいです。
以上、はしかん(@hashikan3)がお伝えしました。
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