本記事ではBenQのLEDデスクライト Wit MindDuo をレビューしています。デスク上を均一に照らしてくれる設計や人感センサーによる自動点灯および消灯機能、さらに2種類の読書モードを搭載し目への配慮が考えられたLEDデスクライトです。
勉強や読書などのデスク作業に欠かせないのがデスクライトですが、適切な明るさのデスクライトをお使いですか?
一般的に勉強や作業に適した明るさは1,000~1,200ルクスと言われています。
ただ、夜間、日中で必要な光量は違いますし、「もうちょっと電球色だったら部屋の雰囲気と合うのにな・・・。」といった「光の色」も気になるところ。
特にお子様には目に優しいLEDデスクライトを選んであげたいですよね。
そんなデスクライトの悩みを一挙に解決してくれるおすすめのLEDデスクライトが今回ご紹介する『BenQ Wit MindDuo LEDデスクライト』です。
- 明るさは 250ルクス ~ 1,400ルクスの間で調節可能(実測値)
- 光の色合いも無段階に調節可能
- 手をかざすだけで簡単に電源OnOffできる
- 人感センサーによる自動点灯及び消灯機能搭載
- 「読書モード」と「デジタル読書モード」で最適な明かりに自動調光
LEDデスクライトは一度買ったら永く使うものなので、どうせなら良いものを選びたいところ。
この度BenQ様より商品をご提供いただきじっくりとレビューしましたので本記事にてご紹介します。
ずばり色々と試してみた感想ですが、この『BenQ Wit MindDuo LEDデスクライト』は次のような方にかなりおすすめできるモデルです。
- 明るすぎず暗すぎず、目に優しいLEDデスクライトをお探している
- 紙の本を読んだり、タブレットを使う機会が多い
- パソコン作業がメイン
「読書モード」と「デジタル読書モード」の自動調光機能がかなり秀逸!私はパソコン作業が多いのですが、この機能の良さに気付いてからは殆ど「デジタル読書モード」で使っています!
「読書モード」と「デジタル読書モード」では、常に明るさを監視して周囲の状況に合わせて自動的に色や明るさを調節してくれます。しかもリアルタイムでずっと自動的に変化するので常に最適な明かりを提供してくれます!
本記事はメーカーのBenQ様よりサンプル品をご提供頂き作成しています。
- 明るさは 250ルクス ~ 1,400ルクスの間で幅広く調節可能(実測値)
- 豊富な
- 光源部の根本のアームに光があたって眩しい
- 電源をOFFにしてもダイヤル部分の赤いLEDが点灯しっぱなしになる
BenQ Wit MindDuo LEDデスクライトの特徴とおすすめポイント
明るさと色合いを無段階に調節可能
デスクライトを選ぶ際に気になるのが『ライトの明るさ』ではないでしょうか。
暗すぎても明るすぎてもダメなので、できれば無段階に明るさ調整できるライトが良いですよね。
その点、この『BenQ Wit MindDuo』はライト上部のダイヤルで無段階に明るさを調整できるので、自分好みの明るさに調節可能です。
さらに、『ライトの色合い』も電球色から昼白色まで無段階に調整可能なので、自分好みの色合いに調整することもできちゃいます。
実際にどの程度の明るさなのか、照度計で計測してみた結果も記事後半でまとめていますので参考にしてもらえると嬉しいです。
「読書モード」「デジタル読書モード」で勉強や読書に適した明るさと色合いに自動調光してくれる
本を読む際に適切な光量は「紙の文字」と「タブレットやスマホの文字」でそれぞれ違います。
また、最近はタブレットを使った学習環境も増えてきていますよね。
そんなとき便利な機能が「読書モード」と「デジタル読書モード」です。
ダイヤルボタンを2秒以上長押しするとモードが切り替わり、自動的に最適な色合い、明るさに調整してくれます。
これが結構便利で、タブレットの画面の明るさにリアルタイムに反応し常に最適な明るさに保ってくれるので、とても便利です。
感覚的にも「この明るさちょうど良いな〜」という明るさになるので癖になります!
照明範囲が広く均一に照らしてくれる
「あれ?このデスクこんなに広かったっけ?」
これが『BenQ Wit MindDuo』を点灯させてみた最初の印象です。
つまり「照明範囲がかなり広い」ということ!
以前はライトの真下付近しか視界に入って来なかったのですが、『BenQ Wit MindDuo』だと机全体はもちろんのこと、その周囲もまんべんなく照らしてくれるのでそう感じたんだと思います。
これを実現している秘密がこちらです。
独自開発の「導光ルーバー」です。
計算され尽くした光の反射によって均一な配光を実現しているのですね。
人感センサーで自動点灯および消灯が可能
通常の電源ON、OFFはライト中央部分に手をかざすことで操作可能です。
また、ダイヤル背面にある人感センサースイッチをONにすると、デスクに座った時に自動的にライトを点灯させる事もできます。
そして机を離れて30分が経過すると自動的にライトが消灯します。
これが何気に便利で、いちいちライトのスイッチを操作する必要がなくなります。
消し忘れ対策にも有効ですね!
スタンドタイプとクランプタイプが選択可能
『BenQ Wit MindDuo』は「スタンドタイプ」と「クランプタイプ」が選択可能です。
購入時に選択できますが、別売りで「クランプ」部分のみ購入することができます。
何故か「スタンド」は別売りで販売してないので、どちらか迷う方は最初は「スタンドタイプ」を購入して後でオプションで「クランプ」のみ購入すればどちらでも対応可能なのでおすすめです。
BenQ Wit MindDuo LEDデスクライトのスペック
クランプタイプとスタンドタイプ2種類ありますが、重さ以外のスペックは全く同じです。
照度 | 2000 Lx(中心直下、高さ40cm) |
光源部 | 2700K電球色 ~ 6000K白色 |
電源 | 100 ~ 240V AC、 50 ~ 60Hz |
消費電力 | 18W(最大) |
充電USBポート出力 | 5V、1A |
サイズ | 38cm x 47cm x 32cm |
本体素材・材質 | アルミ、ポリカーボネート |
本体重量 | 1.2kg(クランプタイプ):3.4kg(スタンドタイプ) |
クランプ | 厚さ60mmまで対応 |
カタログスペックでは高さ40cmで2,000ルクスとなっていますが、本当にそうなのか照度計を使って計測してみました。
照度計で明るさを測ってみた結果・・・
※スペックどおり高さ40cmで計測しようとしたのですが、実際に高さ40cmにしてみたところかなりの低さだったため、より現実的な環境に近づけるため高さ50cmで計測しました。
また、2段ベッドの下段が机になっているタイプのデスクで計測しているため、部屋のライトの影響は比較的受けにくい環境下での結果となっています。
まずは電球色の状態で明るさを最小から最大にした場合の照度の計測結果です。
照度計はライトの真下に置いています。
続いて昼白色の場合。
50cmの高さでも、電球色、昼白色共に1,000ルクスを超えており、昼白色にいたっては約1,400ルクスの明るさを示し、十分な明るさであると言えます。
今度は、私が今まで使っていた別のLEDデスクライトと明るさを比較してみました。
ライト真下のデスク中央部分とデスクの両端の計3箇所ずつ計測しました。
中央部は1,781ルクスと眩しいくらいに明るく、デスクの両端は左側465ルクス、右側429ルクスと暗めになりました。
中央と両端の差は約1,300ルクスでした。
続いて『BenQ Wit MindDuo』を同じように計測してみたところ・・・。
中央部は1,346ルクスで左側563ルクス、右側524ルクスとなりました。
中央と両端の差は約800ルクスでした。
『BenQ Wit MindDuo』の方がデスク中央と左右の明度差が少ないという結果になりました。
つまり、適度な明るさで均一に光を配光しているということ!
明るすぎず暗すぎず、まんべんなくデスクを照らしてくれるということが定量的に計測できました!
LEDデスクライトの種類によってこんなに配光が違うとは・・。
驚きです!
BenQ Wit MindDuo LEDデスクライトの外観や付属品をチェック!
それでは外観をチェックしていきましょう!
外箱はお子様の学習用を意識した可愛らしいパッケージです。
白とシルバーを基調としたとても清潔感のあるデザインです。
内容物は
- 本体(アームとヘッド部分のセット)
- スタンド
- 電源アダプター
- 電源ケーブル
- 取扱説明書
- かんたんマニュアルカード
では本体を上から見ていきましょう。まずは光源部から。
光を拡散させるため、少しだけ反った形状をしています。
こちらが均一な配光を実現している独自開発の「導光ルーバー」です。
小さなフィンの奥に2色のLEDが並んでいるのが見えます。
この配置や角度がすべて計算され尽くしているのです。
中央部分に真下を照らすLEDとその左右に明るさセンサーと電源ONOFF用の近接センサーがあります。
背中側にはボタン兼ダイヤルがあります。ここで明るさや色温度を調節します。
小さいですが、ダイヤルとケーブルの間に「人感センサーによる自動点灯」をONOFFするスイッチがあります。
これをONにすると、受光部から高さ40cm以内かつ半径20cm以内に人が入ると自動的にライトが点灯し、30分以上離席すると自動的に消灯します。
実はこれが結構便利でして、私は就寝時に自動消灯ライトとして使っています。
ヘッド部からアームにかけて。
ヘッド部はボールジョイントになっていて、思った角度にバッチリ決めることができます。
アームの関節部分。スムーズに曲げ伸ばしできます。
ベースに固定する根元部分。
電源ケーブルのコネクターとベースに固定する際に締めるネジがあります。
こちらが表側。『BenQ』のロゴがさり気なく。
その左側に充電用のUSBポートがあります。
5V 1Aの出力で、スマートフォンを始め様々な機器の充電に利用することができます。
ベース。
思った以上に重たいです。
持ち運ぶときは、しっかりとベース部分を持って持ち運ばないとすこし怖いくらいです。
しかしその重さおかげでちょっとやそっとでは倒れる心配はなさそうです。
アーム接合部の背面側には切れ込みが入っており、ここにアーム根元部分のネジで固定されます。
ベース部分の裏側6箇所に滑り止めが付いています。
電源ケーブルはアダプタ部分とケーブル部分が分かれる構造です。
接続するとこのようになります。
組み立てるとこのようになります。
2017年のグッドデザイン賞を受賞しており、全体的に丸みを帯びていてなんとなく女性的なデザインです。
裏側から見ると可動部分がよくわかります。
3箇所の駆動部分によって思った位置にピタッと決まります。
根本部分。電源ケーブルを接続していない状態です。
接続するとこのようになります。
ケーブルもシルバーなので、本体の白と合っていますね。
便利な使い方
子供の勉強用として使うのが一番多い使い方だと思いますが、その他で便利な使い方を見つけましたのでご紹介します。
寝室の読書灯として
意外と良かったのがこの寝室での利用方法です。
人感センサーをONにしておくと、感知範囲から人がいなくなって30分が経過すると自動的に消灯してくれるのですが、これを利用して自動消灯させることができます。
つまり、ライトのおやすみタイマーですね!
色合いを電球色にして一番暗くするととっても雰囲気が出ます!
パソコン作業用デスクライトとして
タブレットでの読書に最適な明かりにしてくれる「デジタル読書モード」ですが、パソコン作業にも使えます。
今この記事を書いている最中も「デジタル読書モード」を使っているのですが、優しい光に包まれた感じがしてとても快適に作業できています。
ちょっと残念なポイント
光源部の根本のアームに光があたって眩しい
アームの根元部分に光が当たる構造になっており、これが目の前にあると少し眩しく感じるときがあります。
特に、光源部の位置を低くしてこの部分が目の前にある状態だとちょっと気になります。
電源をOFFにしてもダイヤル部分の赤いLEDが点灯しっぱなしになる
電源をOFFにしてもご覧のように暗闇に赤いLEDが浮かぶことになります。
設定で消すことができないので、これが気になる方にはおすすめ出来ません。
まとめ
『BenQ Wit MindDuo LEDデスクライト』は私が今まで使ってきたデスクライトの中で一番心地よい明かりを提供してくれるLEDデスクライトでした。
私は青白い光があまり好きではないので、電球色の柔らかい光にできるのもかなりポイントが高いです。
常に目に優し明かりを提供してくれるので、お子様の学習用LEDデスクライトをお探しの方にもおすすめできる1台です!
- 明るさは 250ルクス ~ 1,400ルクスの間で調節可能(実測値)
- 光の色合いも無段階に調節可能
- 手をかざすだけで簡単に電源OnOffできる
- 人感センサーによる自動点灯及び消灯機能搭載
- 「読書モード」と「デジタル読書モード」で最適な明かりに自動調光
- 明るすぎず暗すぎず、目に優しいLEDデスクライトをお探している
- 紙の本を読んだり、タブレットを使う機会が多い
- パソコン作業がメイン
以上、はしかん(@hashikan3)がお伝えしました。
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