こんにちは。はしかん(@hashikan3)です。
最近はモニターも小型化、薄型化が進んできており、ついに持ち運び可能な「モバイルモニター」という新しい製品カテゴリーができつつあります。
大きくて安いモニターをお探しの方には据え置き型が良いのですが、モバイルモニターの良いところは
- 持ち運べる
- 場所を取らない
- モバイルバッテリーでも可動する
といったメリットがあります。
逆に言うと、通常の据え置き型モニターには以下のようなデメリットがあるとも言えます。
- 持ち運べない
- 場所を取る
- 必ずコンセントが必要
様々なデバイスが小型化、ワイヤレス化していく中で、当然その波がモニターにも来ているわけですね。
そんなモバイルモニターの中でも草分け的存在なメーカーがASUSです。
ASUSは数年前からモバイルモニターをリリースしていますが、今回は現在の主力モデルである「ASUS MB16AC」をレビューします!
注意点としては、このモデルは「オールマイティーになんにでも使えるわけではない!」という点です。
かなりビジネス用途に特化しているモバイルモニターですので、そのあたりもしっかりとレビューしていきたいと思います。
ASUS MB16ACの概要
ビジネス文書って、wordなんかの縦表示の文書が結構多いんですよね。
そんなとき便利なのが縦型のディスプレイです。
やはり縦型ディスプレイに一面に表示できると、いちいちスクロールさせる必要もないので非常に楽ちんです。
今回ご紹介する「ASUS MB16AC」は、ディスプレイの向きを感知して自動的に縦表示に切り替わってくれる便利なモバイルディスプレイなんです!
すぎょい!何度も縦にしてしまいそうです!
※自動回転機能はWindowsのみに対応しています。
スペック
表示機能 | パネルサイズ: 15.6型ワイド パネル種類: IPS 最大解像度:1,920×1,080ドット 表面仕様:グレア 視野角:水平178°、垂直178° |
搭載技術/機能 | ブルーライト軽減機能 画面の自動回転機能を搭載 |
入出力端子 | 映像入力端子:USB Type-C |
消費電力 | 使用時:8W以下* スタンバイ時:0W |
本体調節範囲 | 本体カラー:ダークグレイ |
サイズ | 359.7mm×8mm×226.4mm ※スタンド含む |
質量 | 約0.78kg |
主な付属品 | 専用スリーブケース (スタンド機能付き) USB Type-C→USB Type-A変換アダプタ ZenScreenペン クイックスタートガイド USB Type-Cケーブル 保証書 |
“https://www.asus.com/jp/Monitors/MB16AC/specifications/“より引用
- ディスプレイの大きさは15.6インチ
- 解像度はフルHD(1,920 x 1,080)
- Windowsで使用する場合は、画面の自動回転機能を使用可能
- 入力端子はUSB TYPE-Cのみ
- 薄さが8mm
- TYPE-Cケーブル1本で接続可能
シンプルにまとめつつ、「自動回転」という便利機能も搭載しており見逃せない商品ですね!
外観
それでは外観をチェックしていきましょう。
まずは内容物のチェックから。
内容物はこのようになっています。
- MB16AC本体および専用スタンドカバー
- USB TYPE-C to TYPE-C ケーブル
- USB TYPE-C to TYPE-A 変換アダプタ
- ペン
- マニュアル
- 保証カード
ペンはスタイラスペンかな?と勘違いしやすいですが、いたって普通のボールペンです。
このモデルはスタンドにもなる専用カバーが付属しています。
これは嬉しいポイントですよね。
こちらが裏面です。
縦置きにもなるので、左上の方に斜めの切れ込みがあります。
カバーの端に「ASUS・COLLECTION」の文字があります。
ディスプレイ本体です。
まず最初の印象は、美しいグレア(光沢)液晶パネルでいかにも高画質な映像を投影できそう!なのと、めっちゃ薄い!です。
ぜひノングレア(非光沢)バージョンも作って頂きたいところ。
本体向かって右側に電源ボタンと、スタンド用のペンを差し込む穴があります。
付属のペンを差し込むと良い感じの角度で立てることが可能です。
左側にはボタンが2つあり、左から「ブルーライト低減ボタン」、「メニューボタン」となっています。
さらに左側面にUSB TYPE-Cの接続ポートがあります。
ケーブルを接続できるのは唯一このポートのみとなっており、他にはHDMIポートも、イヤホンジャックもありません。
とっても潔い仕様ですね!
本体中奥のフレーム部分に「ASUS」の文字がプリントされています。
フレーム左上には「ZenScreen」のロゴが誇らしげにプリントされています。
さすがASUSのZenシリーズです。高級感を醸し出していますね。
裏面は一つ前のモデル「MB16B」と同様に放射状に光が反射する削りだし模様となっております。
ケーブルは両方の端子がUSB TYPE-Cになっています。
TYPE-Cポートを備えていないPCでも使用可能なようにTYPE-CをTYPE-Aに変換するアダプタも付属しています。
カバーはスタンド機能も備えており、折り方によって何通りかの角度に調節することが可能です。
横から見るとこのようになります。
結構しっかりと自立しますね。
結構深い角度まで寝かせることもできます。
このように縦置きも可能です。
PCとディスプレイの接続はケーブル1本で電源も映像信号も供給する仕様のため、非常にスッキリして良いです。
写真だとわかりにくいのですが、映像はかなり美しいですね。
グレア(光沢)液晶パネルなので、映り込みは気になりますが、美しさはさすがです。
はやりのベゼルレスで表示領域も非常に広いですね。
ここがおすすめ
15.6インチクラスでは薄くて最軽量!持ち運びラクラク
薄さ8mm!さらに重さは約780gという軽さを実現しています!
この大きさを手軽に持ち運べてしまう
つまり、ラクラク持ち運べるということですね!
自動的に縦表示に切り替わる
Windowsでの使用の場合で、かつドライバーパッケージをインストールすると、画面の回転を自動的に検知して、縦表示に自動的に切り替わってくれる機能を有効にできます。
頻繁に縦表示を利用される方に取ってはかなり便利な機能ですね!
専用スタンド機能付きカバー付属でスマートに使える
グレア液晶がキレイなモバイルモニターですので、持ち運びの際にやははやりキズなんかも気になりますよね。
専用のカバーが最初から付属している時点で結構ポイント高いのですが、スタンドとしても利用できるので、別途スタンドを購入する必要もなく、実用的です。
ケーブル1本で接続可能
そもそも何かのケーブルを接続するためのポートがTYPE-Cポート一つしかありません。
そのため、必然的にケーブル1本での接続となります(笑)
PC側はTYPE-CポートでもTYPE-Aでもどちらでも接続可能です。TYPE-Aで接続する場合は付属のアダプタを使用します。
ブルーライトカット機能を搭載
目に負担を掛けるブルーライトをカットする機能を搭載しており、長時間のPC作業でも疲労を軽減することができます。
フィルターレベルが4種類存在し、自分好みの見え方に調整可能です。
左側に並んだ2つのボタンのうち、左側がブルーライト低減ボタンです。
ここが残念
TYPE-Cポートのみで拡張性に乏しい
極限にまでシンプル化されているため、HDMIポートもないですし、イヤホンジャックなんかもありません。
そのため、拡張性を求める方には向いていません。TYPE-Cケーブル1本で接続してシンプルに使いたい方にはとても向いています。
スピーカー非搭載
音声に関する機能は全く持っていないため、音声はPC本体から出すとか外部スピーカーを別途用意するといった対応が必要です。
逆に言うと、既に音響について環境が揃っていて、表示だけをシンプルに出したい方には余計なスピーカーが付いていないのは逆にメリットになる場合もありますね。
スピーカー穴がないため、背面も非常にスッキリしたデザイン!
まとめ
今回はASUSのおすすめモバイルモニター「ASUS MB16AC」についてお伝えしました。
ASUSのモバイルモニターはやはり「1つのブランド」という感じがして他のモバイルモニターと比べると「所有する喜び」が1段上のような印象を受けます。
このモバイルモニターを購入するべき人はこんな人
- ビジネス用途のモバイルディスプレイで大きめのディスプレイをお探しの方
- 頻繁に横表示と縦表示を切り替えて使う方
- 内蔵スピーカーを求めていない方
- ASUSファンの方
ぜひ「ASUS MB16AC」で快適なモバイルモニターライフをお過ごしください!
以上、はしかん(@hashikan3)がお伝えしました。
液晶保護フィルムはグレアタイプ(光沢あり)とアンチグレアタイプ(非光沢)があります。
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