「ゲーミングスマホ」ってご存知ですか?
その名のとおり、ゲームに特化したスマートフォンのことです。
私もその存在は知っていたのですが、今まで実際に触ったことがなかったので、ただ単に「高スペックで見た目がハデハデなスマホ」というイメージしかありませんでした。
しかしそれは大きな間違いでした。
今回ご紹介する高コスパハイスペックゲーミングスマホ『BlackSharek2』。
こいつがそれを教えてくれました。
結論から申し上げると、『BlackShark2』を使うとPUBGでドン勝しまくりです。
マジで驚きました。このスマホはとってもズルいwww
- PUBGでドン勝しまくりたい方
- 荒野行動でドン勝しまくりたい方
- フォートナイトでビクロ・・いやAndroid版まだなかった・・。
- とにかく、ドン勝しまくりたくてたまらない方
なんでこんなにドン勝しまくれるかというと、もちろんスペックもモンスター級なので、高画質高フレームレートで敵を発見しやすいのもありますが、それ以上に「SharkSpace」というゲーム専用モードで使える「MasterTouch」機能が貢献してくれています。
[st-kaiwa5]こんなズルいスマホが実売価格4万円台で手に入るとか・・・・。[/st-kaiwa5]
というわけで、今回はこの『BlackSharek2』をじっくりと触ってみましたので、たっぷりの写真と動画でとことんレビューしていきます!
本記事は株式会社もしも様より端末をお借りして記事を作成しています。
BlackShark2のすごいところ3つ
『BlackSharek2』はXiaomi(シャオミ)が製造したハイスペックゲーミングスマホですが、実際に使ってみてすごい!と感じたポイントが3つあります。
- モンスタースペックで快適にゲームが楽しめる
- MasterTouchで操作性が劇的に向上
- 価格が安すぎる!!
上記3点について詳しく見てきましょう!
スペックがモンスター級でヌルサク!
『BlackSharek2』のRAM6GB + ROM128GBモデルのスペック表がこちら。
CPU と GPU | Qualcomm® Snapdragon™855 2.84 GHz プロセッサAdreno™640 GPU |
RAM and ROM | RAM6GB + ROM128GB ※microSD非対応 |
ディスプレイ | 6.39 インチ AMOLED 解像度 1080 * 2340 Gorilla Glass 5 |
大きさ | 高さ:約163.61mm 幅:約75.01mm 奥行き:約8.77mm(凸部 約9.57mm) |
重量 | 重量: 約205g |
バッテリー | 4000mAh Qualcomm® Quick Charge™4.0 USBコード:TypeC |
カメラ | メインカメラ:48MP(4 in 1)+12MP フロントカメラ:20MP |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth5.0 wireless, aptX & aptX HD & LDAC |
同梱物 | 端末本体/急速充電アダプタ/USBケーブル TypeC/端末保護クリアケース/保証書/SIMPin/Type-Cイヤフォンジャック変換アダプタ |
CPUに現時点で最速レベルの「Qualcomm Snapdragon 855」を搭載し、RAMは6GBの大容量を誇っています。
ディスプレイはアクティブマトリックス有機ELを採用し、バッテリーは4,000mAh。
しっかりと抑えるべきところは押さえられています。
このスペックのおかげで、PUBGのグラフィック設定は、
- クオリティー・・・HDR
- フレーム設定・・・極限
ここまでいけちゃいます。
当然ヌルヌル動きますので、遠くの敵も発見・捕捉しやすく、気持ちよくヘッドショットできますよ。
antutuベンチマークの結果
このスペックモンスターなスマホをおなじみAututuでベンチマークテストしてみました。
結果は驚異の「419,548」!
Antutu公式のランキングページでは、『Samsung S10+』や『HUAWEI P30 Pro』を差し置いて16位(2019年12月現在)に位置しています。
さらに、CPU順だと11位。GPU順だとなんと9位です!
「MasterTouch」で操作性が劇的に向上!ゲームが有利に!
これが『BlackSharek2』一番のポイントと言ってもよいでしょう。
「MasterTouch」という圧力検知を使った操作方法のカスタマイズ機能です。
その設定画面がこちら。
左右2箇所に四角く表示されているエリア内を強く押し込むことで、小さい丸の中にL、Rと表示されている部分を押したことになるという機能です。
この機能が秀逸で、これを使いこなすと
- 横移動しながら
- 相手に標準をあわせて
- 打つ
という操作がめちゃくちゃ簡単にできるようになるのです。
実際に「MasterTouch」を設定してPUBGをプレイしてみたのがこちらの動画。
これを普通のスマホでやろうとすると、人差し指を使ってすごく不自然な持ち方をする必要があったり、PUBGボタンを購入したりする必要があります。
しかもこれ、慣れる必要がなくて、感覚的に使えるのもポイントです。
打つときは、強く押し込む!
これだけ。
最初は慣れるのに時間がかかるかな?と思っていましたが、良い方向に期待を裏切ってくれました。
デメリットとしては、これに慣れてしまうと、もう普通のスマホではプレイできない体になってしまう点ですw
激安すぎて「この内容でこの価格って大丈夫なの?」と心配になるレベル
『BlackSharek2』と同じCPU「スナップドラゴン855」を搭載しているスマホは、2019年12月現在、フラッグシップモデルばかりで価格も倍近くします。
Snapdragon855 搭載のスマホ一例
機種 | 価格 |
SONY Xperia 1 | 約9万円 |
SHARP AQUOS R3 | 約9~10万円 |
Google Pixel 4/4XL | 約9~12万円 |
Galaxy Note S10+ | 約10~12万円 |
ASUS ZenFone 6 | 約7万円 |
Xiaomi Mi9 | 約6万円 |
BlackShark2 | ¥49,800円 |
これらのスマホと同じCPUを搭載したハイスペックゲーミングスマホがなんと税抜¥49,800円(RAM=6GB、ROM=128GBモデル)で手に入ります!
まじですか!?
BlackShark2同梱品の詳細
ここからはBlackShark2本体や同梱品の細かな特徴を見ていきます。
外観と付属品
『BlackSharek2』の外箱はマットブラックで非常にかっこいいデザインです。
箱を開けるとまずは本体がお目見え。
本体の下に付属品が入っています。
同梱品の一覧です。
電源アダプタや専用ケースも付属しています。
- BlackShark2本体
- 専用ケース
- 電源アダプタ
- 充電ケーブル
- イヤホン
- TYPE-C to 3.5mmイヤホンジャック変換アダプタ
- 取扱説明書、クイックスタートガイド、保証書、ステッカー
- SIMピン
BlackShark2は3色のカラバリがあります。
- シャドーブラック
- グローリーブルー
- フローズンシルバー
今回レビューしたのは「グローリーブルー」になります。
グラデーションが美しいです。
左側面に音量調整ボタンがあります。+と-が一つになっているパターンです。
右側面にはスリープボタンとゲーム専用機能「SharkSpace」のONOFFスイッチがあります。
一見マナーモードのスイッチに見えますが、全く違いますw
カメラはメインとサブの2つ。
メインカメラは4,800万画素の4in1(F1.75)レンズ、サブカメラには2倍望遠の1,200万画素(F2.2)を搭載しており、写真もそこそこきれいに撮れます。
背面ロゴの「S」はLEDで光ります。
この辺りの演出はさすがゲーミングスマホといった感じです。
充電ポートはTYPE-Cです。
残念ながらイヤホンジャックはありません。
SIMトレイは充電ポート側にあり、SIMは2枚まで刺さります。
BlackShark2本体の大きさと重さ
本体重量は209g。
保護フィルムのせいか、カタログスペックより4gほど重いです。
縦幅は16.3cm
横幅は7.5cm。
厚みはいちばん厚みのある部分で9.8mmでした。
付属品の詳細
イヤホンは非常にコンパクトな造り。
音質は一般的なレベルなので、迫力のあるサウンドをお求めの方は別のイヤホンを用意したほうがよいです。
マイクも搭載しており通話も可能です。
裏側に音量調整ボタンと決定ボタンがあります。
イヤホンのコネクタはTYPE-Cになっています。
ここは賛否が分かれるところ。
このようにTYPE-Cから3.5mmイヤホンジャックに変換するアダプタも付属しているので、すでにお持ちのイヤホンも問題なく使用可能です。
充電ケーブルはTYPE-AからTYPE-Cです。
充電アダプタは最大27Wの高出力で、4,000mAhの本体を約30分で60%まで充電することが可能です。
ポートはTYPE-A。
専用ケースは当然ですがピッタリです。
一般的なスマホケースと比べると非常に凝った造りで、ケースを装着してもひと目でBlackShark2だとわかります。
「SharkSpace」スイッチ部分にはちゃんと文字も刻まれています。
充電ケーブルもケースを装着したまま問題なく接続できます。
BlackShark2の特徴
ここからは機能の詳細を見ていきます。
ゲーム特化機能「Shark Space」が凄すぎる
ゲーミングスマホは見た目も凄いんですが、中身も凄いんです。
それがゲーム特化機能「Shark Space」です。
このスマホに付いているスライドスイッチ。
実はこれ、マナーモード用じゃなくて、この「Shark Space」の起動スイッチです。
マナーモードスイッチと勘違いしてONにすると、「ギュイーン!」という激しい効果音が響き渡りますのでご注意ください。
- ゲーム以外の全てのアプリが強制終了しRAMの空き容量が確保される
- ゲーム以外の全ての通信や着信が制限される
- 設定によっては性能をブーストできる
なるほど。確かにゲーム中に急に電話が掛かってきたり、メール受信の通知が上からペロッと表示されるとイラッとしますよね。
BlackShark2を使えば、そんな悩みからは確実に解消されますね!
「MasterTouch」で操作性がめっちゃ楽に!
SharkSpaceの中でもいちばん凄い機能が「MasterTouch」です。
本記事の冒頭で動画でも紹介していますが、「タッチの圧力を検知して、任意の場所のボタンを押す」といった機能です。
この機能のおかげで、FPSなどの複雑な操作を要求されるゲームの操作性が向上し、ゲームを有利にすすめることができるようになります。
設定も楽ちんで非常に使える機能です。
「Gamer Studio」で本能開放!極限モードで高負荷ゲームもなんのその!
「SharkSpace」のメニュー中央にある「Gamer Studio」。
ここをタップすると、詳細設定画面に入れます。
ここでは、「パフォーマンス」「ディスプレイ」「オーディオ」など、ゲームに関する細かい設定が可能です。
中でも「パフォーマンス」にある「極限モード」はなにやら危険な香りが・・・。
さらに全てを犠牲にして、秘めたる性能を開放できちゃいます!
ご丁寧に発熱警告画面もw
「極限モード」でもCPUやGPUの使用率をそれぞれをスライダーで細かく設定可能です。
通常はこちらの自動モードで、アプリケーションごとに自動的に最適なバランスでプレイできます。
ことパフォーマンスにおいては全くストレスを感じることは無いでしょう!
LEDがめちゃ光ってかっこいい!
このスマホには、全色に光るLEDが背面のロゴ部分と端末両サイドの計3箇所に仕込まれています。
光り方は設定画面で設定可能で、音楽をかけた時や充電中に光ってバッテリー残量を教えてくれたりします。
色も自分好みの色に細かく調整可能です。
このような暖色系の色にすることも可能です。
暗闇で怪しく光る『BlackShark2』ホタルのようにゆっくり点滅します。
ちょっとした演出ですが、ゲーマー心をくすぐる仕掛けがたまりませんね!
放熱性能が高く発熱が全く気にならないレベル
高負荷のゲームを長時間プレイすると次第にスマホが熱くなり、爆発しないか心配になるときがありませんか?
この『BlackShark2』はまったく温度上昇が気になることがありませんでした。
多層液体冷却システム「Advanced Liquid Cooling」を搭載しており、高速処理を妨げる発熱をなんと14℃も抑えています。
実際にPUBGをでドン勝まで30分みっちりプレイした直後のCPU温度推移(1分間)がこちらです。
プレイ直後は50度近くまで上がっていますが、たった1分間で42℃まで下がっています。
PUBGのグラフィック設定は、下記設定での温度です。
- クオリティー・・・HDR
- フレーム設定・・・極限
高速処理が必要な3D高負荷ゲームでも安心してプレイできますね!
画面内指紋認証でセキュリティーも万全
『BlackShark2』は画面内指紋認証機能を搭載しています。
最近のスマホでは一般的になってきた画面内指紋認証機能ですが、この『BlackShark2』の画面内指紋認証の特徴はなんといっても認証時の「エフェクト」です。
指を当てた瞬間に魔法陣のような模様が浮かび上がり、ロックが解除されます。
これが実に気持ちいい!ご主人さまとして迎え入れられる快感を味わうことができます!
クセになって、なにも用事ないのに認証だけ解除してしまうことが多々・・。
Wi-Fiスピードを計測
ゲームにも影響を及ぼすネットワーク速度を計測してみました。
我が家のインターネット回線はマンションで専有している専用回線で、Wi-Fiルーターはac帯に対応したものです。
この環境で計測した結果がこちらです。
カメラ性能をiPhoneと比較
カメラ性能を比較するため、「iPhone 11 Pro Max」で撮影した写真と比較してみました。
撮影シーンは2パターン。
ライカレンズを搭載する「HUAWEI Mate 9」も手元にあったのでこちらの写真も参考として合わせてご覧ください。
まずは青空と街の風景。
左から「iPhone 11 Pro Max」「BlackShark2」「Mate9」の順です。
色合いはどれもきれいな青が出ています。コントラストはiPhoneが強めで、BlackShark2は少し青っぽく冷たい印象です。シャープさはBlackShark2が一番ですね。
続いて神社の鳥居。
シャープさではこちらもBlackShark2が一番!
色合いはコントラスト強めのiPhoneが鮮やかです。
しかし、鳥居の朱色はBlackShark2もきれいに出てますね!
色合いは好みが分かれるところですが、普段使いにもバッチリ使えるレベルのカメラ性能でした。
Bluetoothイヤホンを接続して遅延を確認してみた
ゲームをよりリアルに楽しみたいときは高性能イヤホンやヘッドホンが欠かせませんが、有線接続するとどうしてもケーブルが邪魔になります。
しかしワイヤレスイヤホンで気になるのが遅延ですよね。
そこで、『BlackShark2』でBluetoohtイヤホンを使用した際、遅延がどの程度発生するか確認してみました。
- Apple AirPods Pro
- Sony WF-1000MX3
- Skullcandy HESH3
結果、遅延が一番少なかったのは、「AirPods Pro」と「Skullcandy HESH3」でした。
現時点の技術ではどうしても遅延が発生してしまうワイヤレスイヤホンですが、個人的にはメリットのほうが大きいので、おすすめです。
- ケーブルがないので、操作に影響を与えない
- 迫力のサウンドを楽しめる
ちなみに、Youtubeの視聴などにはほぼ気にならないレベルでした。
BlackShark2の残念なところ
ほぼ完璧な『BlackShark2』ですが、すこし残念なポイントも・・・。
イヤホンジャックがない
有線でイヤホンを接続しようとすると、付属の変換アダプタを使用する必要があります。
常に家にいて、必要になった際にすぐに取り出せる環境であれば良いのですが、外出先で急に必要になった際は虚しいものがあります・・・。
イヤホンを全く使わない場合や、ワイヤレスイヤホン択一の方、常に持ち歩く自身がある方には特に問題にはなりません。
充電しながらのプレイ時にケーブルが邪魔
この『BlackShark2』は本格的はゲーミングスマホということもあり、結構長時間ゲームを楽しみたい方が多いと思うんですよね。
そうすると充電しながらのプレイはどうしても必要になってくるわけですが、やっぱりケーブルが邪魔です。
なぜ充電ポートを横持ちにした際に邪魔にならない位置にできなかったのかな~ってのは心残りですね。
しかし、同じ悩みを抱えている人はやはり多いのか、L字型のTYPE-C充電ケーブルってのがあります。これを使うと邪魔なケーブルがあら不思議!
ケーブルが邪魔でお悩みの方はぜひお試しください。
BlackShark2 レビューまとめ
本記事では、高コスパハイスペックゲーミングスマホ『BlackSharek2』をレビューしました。
BlackShark2はこんな方におすすめ
- PUBGでドン勝しまくりたい方
- 荒野行動でドン勝しまくりたい方
- とにかく、ドン勝しまくりたくてたまらない方
- モンスタースペックで快適にゲームが楽しめる
- MasterTouchで操作性が劇的に向上
- 価格が安すぎる!!
じっくりとレビューさせていただきましたが、ゲームを心から楽しむための機能がギュッと凝縮された素晴らしい端末でした。
こいつはAndroidでゲームにどっぷり浸かりたい方のために開発されたマシンです。
このハイスペックゲーミングスマホが税抜¥49,800円(RAM=6GB、ROM=128GBモデル)で手に入るのが不思議です。
以上、はしかん(@hashikan3)がお伝えしました。
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