本記事では、テレワークでおすすめの10万円以内で購入可能な高機能オフィスチェアを3種類厳選してご紹介しています。高いお金を払えば良い椅子が買えるのは当然ですが、限られた予算の中でいかに高機能で快適な椅子を選ぶかが我々消費者の腕の見せ所。良い椅子に出会うための参考になれば嬉しいです。
在宅で仕事をする場合、自宅のデスク環境の良し悪しによって作業効率が大きく変わります。なかでも、直接体に触れる椅子は非常に大切なアイテムの一つです。
私も以前は普通のダイニングチェアを使っていたのですが、実際にオフィスチェアに変えることによって体感的には5倍くらい快適になりました!
そんな大切な椅子だからこそ、良いものが欲しいですよね。ただ、良いオフィスチェアってどれも高価なものばかり…。
そこで本記事では、自宅でオフィスチェアを毎日酷使している私が、予算10万円以内で購入できる在宅勤務でおすすめのオフィスチェアを3つほどご紹介します。
オフィスチェア購入の際の参考にしてもらえると嬉しいです。
- IT系企業に勤める40代の会社員
- 妻と子供の3人家族 現在は東京で単身赴任中
- デスク周りのガジェットを中心にブログとYouTubeで情報発信中
- モニターやスピーカーなどの映像音声系デバイスが好き
オフィスチェアの選び方
「オフィスチェア」は様々な種類があります。
例えば、座面の素材を例に挙げると、メッシュ素材かウレタン素材かによって座り心地が大きく変わりますし、ヘッドレストやオットマンが付属している椅子だと寝そべることができ、仮眠が取れたりします。
また、価格や色もピンキリなので、非常に多く存在する機種の中から自分にあった椅子を選び出すのは結構至難の業なんですよね。
そのため、ある程度自分の中で基準を設けて絞り込んでいく必要があります。
いくつかのオフィスチェアを座り比べてきた私の経験から、私が大事にしている4つのポイントでまずは簡単に選び方のコツをご紹介します。
座り心地で選ぶ
まずは何と言っても「座り心地が自分に合っているか?」が椅子選びの一番大事なポイントになります。
なぜなら、一度買えばこの先何年もその椅子に自分の体を預けることになるわけですから、ここは一番妥協してはいけないポイントです。
一番良いのは、目当ての椅子を絞り込んで、展示してあるお店を探して実際に座ってみること。私も過去にオフィスチェアを探しているときに、リアル店舗にお邪魔して目当ての椅子に実際に座ってみた経験があります。その結果、「思っていた座り心地と違うな…」ということで選択肢から外れた椅子もありました。
ただ、目当ての椅子が近所に展示してあることは稀です。購入したあとで初めて座ったという方も少なくないはず。
実際に座ってみるのが難しい場合は、YouTubeで目当ての椅子を紹介しているレビュー動画で座り心地の解説を確認したり、気になるポイントをレビュアーにコメントして聞いてみるなどの方法である程度は確認することができますが、製品によっては座り心地が万が一合わない場合は120日以内であれば返品可能なモノもあるので、このような製品を選んで座って試してみるのもありです。
私もいくつかオフィスチェアをレビューしていますが、個人的に座り心地に影響すると感じたポイントは以下の4点です。
- 座面の素材
- 座面の形状
- 座面の高さ
- ランバーサポートの有無
ポイント | 種類 | 特徴 | おすすめのオフィスチェア |
---|---|---|---|
1. 座面の素材 | メッシュ素材 | 通気性が良くヘタりにくいのが特徴。ウレタンと比較すると少し硬め。 本記事で紹介している椅子は全てメッシュ素材です。 | 本記事のおすすめチェアは全てメッシュ素材 |
ウレタン素材 | クッション性が良く、座り心地が良い。蒸れたり経年によってヘタりやすい。 | 本記事でのおすすめなし | |
2. 座面の形状 | 前方に向かって下がった形状 | 膝裏への圧迫感がなく、足つきが良いが深く腰掛ける必要あり。 比較的、小柄な方におすすめ。 | パームワークチェア グロウスピカプロ |
フラットな形状 | 太もも全体を支えてくれるが、足つきが悪いと圧迫感が出て移動しにくい。ある程度ラフに座っても大丈夫。 大柄な方におすすめ。 | COFO Chair Premium | |
3. 座面の高さ | 座面の最低高がどこまで下がるか | 身長に対して座面の最低高がしっかり下がる方が調整幅が広くて良い。最低高が高すぎると、膝裏が圧迫されて疲れやすくなるので、その場合は座面が前方に向かって下がっている椅子がおすすめ。特に身長が低い方や学生の方は最低高が低く座面が下がっている椅子がおすすめ。 | パームワークチェア |
4. ランバーサポートの有無 | あり | サンバーサポートとは、腰を支える機能のこと。ランバーサポートがあると腰をしっかり押さえて支えてくれるので背筋が伸びて疲れにくくなる。 | COFO Chair Premium グロウスピカプロ |
なし | 椅子自体の構造がシンプルになり、見た目がスッキリします。パームワークチェアは個別にランバーサポート部分が分かれているわけではありませんが、腰部分を支える機能はあります。 | パームワークチェア |
椅子によって座面の形状も全く違いますし、座面の高さ調整の幅も違います。座り心地も当然大きく変わりますので、普段のご自身の姿勢がどうなっているのか、どういった点を改善したいかを想像しながら目星を付けていくと良いです。
身長が低い方や学生の方は座面が低く下げられるものを選びましょう。
機能で選ぶ
オフィスチェアは機能が様々です。
基本機能としては座面の高さ調整、座面の前後調整、背もたれのリクライニング、アームレストの高さ調整の4つがついているオフィスチェアをおすすめします。この4つが搭載されていれば、体格やデスクに合わせて、作業するのに最適な姿勢に調整することができます。
また、作業中に仮眠が取りたいとか、ゆったりと映画が観たいなど、作業以外でも使いたい場合はヘッドレストやオットマンが付属しているモデルを選びましょう。
一方、ヘッドレストやオットマンは使わないという方は、機能がシンプルな椅子も選択肢に入ります。
機能が少ないとそれだけ物理機構が少ないため、故障のリスクが減るとともに椅子自体が軽くなり、移動が楽になります。見た目もシンプルになるので、インテリアとの調整性を重視する方におすすめです。
インテリアとの調和性で選ぶ
オフィスチェアは見た目も大事です。普通のダイニングチェア等と比べると結構大きいので、インテリアにも大きな影響を及ぼします。
まずは色。私の場合はメインデスク付近は黒で統一しているので黒いオフィスチェアを選びました。
一方、サブデスクは白基調で統一したかったので、こちらは白いオフィスチェアを選んでいます。
基本的にはインテリアに合わせて同じ系統の色を選ぶと外すことはありませんが、あとはオフィスチェア特有のアルミのポリッシュフレームの好き嫌いや、椅子自体のデザインも考慮に入れるべき点です。
このあたりは個人の好みなので、ある程度要件が決まってきたらカラーバリエーションなどを確認していけばOKです。
価格で選ぶ
オフィスチェアの価格も様々です。
ハーマンミラーやオカムラなど、老舗のオフィスチェアメーカーの椅子は20万円以上するものもあり、そう簡単には手が出しずらい値段です。
かと言って安すぎても選択肢が減りますし、粗悪品を掴まされるリスクも増えてしまうので、個人的には6万円〜10万円以内をターゲットに選ぶのがおすすめです。
本記事でご紹介している椅子は全て7万円から8万円前後で購入できる椅子で、かつ満足度の高い椅子ばかりなので、ぜひ参考にしてみてもらえると嬉しいです。
おすすめオフィスチェア3選
本ブログで詳細にレビューしている3つのオフィスチェアをご紹介します。
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COFO Chair Premium
「COFO Chair Premium」は、FOS株式会社という日本の会社が商品企画し販売しているオフィスチェアです。製造は中国でおこなわれていますが、販売元が日本国内企業なので安心感があります。
ちなみに筆者がメインで使っている椅子がこれです。
作りがしっかりしていて、約2年ほど使っていますが、いまのところヘタった感じはありません。フローリングに直接置いていますが、床が傷つくこともなく快適に使えています。
座り心地 | メッシュ座面の適度なクッション性と膝裏のウレタンサポートでしっかり体を支えてくれます。ランバーサポートで適度に腰を前に押してくれるので、長時間の作業でも姿勢を維持しやすいです。 |
特徴 | ヘッドレストやオットマン、ハンバーやカバン掛けフックなど、様々な機能が標準装備になっています。フローリングでも傷がつきにくいウレタン製キャスターを採用、アームレストも4Dで使い勝手がよく、不満点が少ないのが特徴です。 |
カラーバリエーション | ブラック、グレー、ホワイト |
価格(税込) | 定価:99,800円 実売価格:約8万円 |
割引クーポン | あり |
保証期間 | 3年 |
おすすめの人 | 多機能かつ高級感のあるオフィスチェアが好みで、作業中に仮眠を取ったり映画の視聴もこなしたい方 |
- 安価に多機能チェアを手に入れられる
- 高級感のある外観
- ヘッドレストやオットマン標準装備で作業中に仮眠も取れる
- 上着を掛けられるハンガーも標準装備
- キャスターがウレタン製で床に傷がつきにくい
- 組み立てのための装備が充実している
- 保証期間が3年
- オットマンが引っ込みやすい
- 操作が硬め
パームワークチェア
『パームワークチェア』は日本の株式会社pow(パウ)が手掛けるオフィスチェアです。もともとアプリの開発会社で、長時間デスクで作業するエンジニアの披露が抜けないという課題に対し、自分たちで快適な椅子を作ってしまおうと産まれたブランドが「パームワーク」です。
これはサブデスクで使っています。
デザインが良く、座っていてストレスもあまりありません。ヘッドレストオプションもリリースされ、選択の自由度が増しました。
クーポンコード:hashikan3
クーポン使用可能先:Palmwork 公式サイト
\ クーポンコードは公式のみで使えます/
座り心地 | メッシュ素材の座面でと前方に向かって下がった座面で非常に足つきが良く、疲れにくいです。 |
特徴 | ヘッドレストやオットマンが付いてないので、これらが不要な方やシンプルな椅子が好みの方にピッタリのオフィスチェアです。座面がかなり下がるので、小柄な方でも足つき良く吸われます。また、椅子が軽いので移動が楽にできるのも特徴です。 また、120日以内の返品・返金保証で試せるのが嬉しいポイントです。 |
カラーバリエーション | ブラック、ホワイト |
価格(税込) | 定価:99,000円 実売価格:77,000円 |
割引クーポン | あり |
保証期間 | 3年 |
おすすめの人 | シンプルかつインテリアに馴染むオフィスチェアを探している方。また、座面が低く、足付きのよい椅子が好みの方にもおすすめです。 |
- シンプルなデザインでインテリアを汚さない
- 長時間座っても疲れにくい
- 120日以内の返品返金制度で気軽に試せる
- 最大3年の長期保証で安心して使える
- 操作がかろやか
- 座面の最低高が44cmと低く、小柄な人でも足つきが良
- 操作レバーが若干遠い
- アームレストの可動域が低め
グロウスピカ プロ
『グロウスピカ プロ』は2017年にラシカルジャパン代表の真田氏が立ち上げた「ラシカル」ブランドのオフィスチェアです。「ラシカル」は『グロウスピカ プロ』以外にもヒーター内蔵の薄型ジャケット「フェアリーノヴァ」など、今までにない様々なプロダクトをリリースしています。
VWU4R75WDM
\ クーポンコードは公式のみで使えます/
座り心地 | メッシュの適度な張りと前に向かって下がった座面により、太ももに負担がかかりにくく長時間座っても疲れにくいです。またランバーサポートの調整ができ、背中が伸びます。 |
特徴 | ヘッドレストやオットマンなど全て付いて約7万円で購入できるコスパの高さが魅力です。フレームがブラックの樹脂で造られているので、ブラックカラーの場合はオールブラックで洗練されたイメージに。 |
カラーバリエーション | ブラック、ホワイト |
価格 | 定価:79,800円 実売価格:約7万円 |
割引クーポン | あり |
保証期間 | 1年 |
おすすめの人 | 多機能な椅子が欲しいけど価格もできるだけ安く抑えたい方。しっかり腰を支えてくれる椅子が欲しい方。 |
- 安いのにフル装備で高機能
- 金属パーツが見えないオールブラックのソリッドな外観
- レバーひとつでリクライニング、座面高さ、左面前後が調整できる
- ランバーサポートの飛び出し量が調整できる
- ヘッドレストの可動域が広い
- 組み立てが簡単
- アームレストとランバーサポートの調整機構に若干チープさを感じる
- アームレストの上下の調整にコツがいる
まとめ
私は、オフィスチェアを導入するまでは木でできた普通のダイニングチェアで仕事をしていました。
そのため、長時間作業をしているとだんだんおしりが前にズレていき、気付けばかなり後傾姿勢のまま長時間作業をしていることも多く、疲労感もかなりありました。
しかしオフィスチェアを導入してからは椅子にしっかり腰掛けた状態でリクライニングを倒して後傾姿勢にしたり、アームレストで腕を支えられるようになり、椅子全体で体をサポートできるようになったので無駄に力む必要がなくなり、体が非常に楽になりました。
また、作業中に眠くなった場合でも、椅子に座ったまま仮眠を取ることもできるため、副次的な効果もあったと感じています。
ここでおすすめしている椅子は全て実際に座ってデメリットも踏まえて詳しく個別レビューしていますので、ぜひ検討の際の参考にしてもらえると嬉しいです。
以上、はしかん(@hashikan3)がお伝えしました。
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