【Tribit XSound Surf レビュー】「安く重低音を手に入れたい!」を叶えてくれるBluetoothスピーカー

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メモ

本記事ではTribitのBluetoothスピーカー『XSound Surf』(新色のブルー)をレビューしています。TribitのBluetoothスピーカーの中では最も安く手に入れることができるモデルですが、豊かな中低音を楽しめる高コスパスピーカーです。

本記事でご紹介するTribitの『XSound Surf』は、TribitブランドのBluetoothスピーカーでは最も小型のモデルです。

Tribit XSound Surfをテーブルに置いて使っている様子の画像

ほぼ同じサイズ、同じ価格帯で『XSound Go』というモデルもあり、どのように違うのか気になっていたのですが、この度『XSound Surf』を試す機会を頂いたので本記事でレビューしていきます。

音質比較動画も作ったので、機種選定の参考にしてもらえると嬉しいです。

▼音質チェックまで飛ぶ

はしかん

使い方や音質の好みによっては『XSound Go』のほうがおすすめな場合もあります。

XSound Go』の詳細レビューはこちら。

XSound Surfの特徴

  • 小型ながら中音域から低音域がしっかり出る
  • 高音域は若干弱い
  • Bluetooth5.0対応で離れても繋がる
  • 充電ポートはTYPE-C
  • IPX7の完全防水で風呂やキャンプでも使える
  • 最大10時間連続再生可能
はしかん

音質的にはこのサイズからは想像できないほどの重低音&大音量が出ます!

それでは『XSound Surf』の新色のブルーモデルをじっくりご紹介していきます。

提供品

本記事はメーカー様よりサンプル品をご提供頂き作成しています。

気になるところまで読み飛ばす

Tribit XSound Surf
総合評価
( 4 )
メリット
  • 小型ながら迫力のサウンドを楽しめる
  • IPX7の防水性能でお風呂やキャンプでも使用可能
デメリット
  • ストラップは付けられない
タップできる目次

『Tribit XSound Surf』 の概要

スペック

Bluetooth バージョン5.0
大きさ(幅 X 高さ X 奥行き)178 mm x 57mm x 54 mm
重さ346g
入出力ポート3.5 mm外部入力端子(AUX)、TYPE-C充電端子
スピーカー6W x 2 + パッシブラジエーター x 1
防水機能IPX7
バッテリー3.7V、2,200mAh
バッテリー充電時間3時間(5V/1A)
入力DC5V/1A
連続再生時間最大10時間
ワイヤレス通信距離最大30m
パッケージ内容XSound Surf 本体、USBケーブル、取り扱い説明書、保証カード

スペックから読み解ける特徴は4点。

  1. Bluetooth5.0対応でより繋がりやすくなった
  2. 充電端子がTYPE-Cになり配線を統一可能に
  3. 6W x 2 + パッシブラジエーターで重低音しっかり
  4. 2,200mAhのバッテリー容量で最大10時間連続再生可能
はしかん

コンパクトかつ使い勝手のよいBluetoothスピーカーに仕上がっています!

外観

外観をみていきます。

TribitのBluetoothスピーカーのパッケージは必要最低限の資源で作られていて捨てる際も楽ちんです。

Tribit XSound Surfの外箱画像

内容物からチェックしていきます。

Tribit XSound Surfの内容物一覧の画像
内容物一覧
  • Tribit XSound Surf 本体
  • USB充電ケーブル(USB TYPE-A – USB TYPE-C)
  • 取扱説明書(日本語も含む)
  • 保証カード
はしかん

本体と充電ケーブルのみのシンプルな内容です。

ケーブルは嬉しいTYPE-C。充電時に方向を迷うことはありません。

Tribit XSound Surfに付属している充電ケーブルの拡大画像

続いて本体を見ていきましょう。

XSound Surf』はブラックとブルーの2色展開。本モデルはブルーとなります。

Tribit XSound Surfの正面画像

フロントグリルの中央に薄くTribitのロゴが入っています。

明るい場所だと黒い文字が見えますが、薄暗い場所だと殆ど見えなくなります。

Tribit XSound Surfのフロントスピーカーグリルの拡大画像

上部に操作ボタン、LEDインジケーター、マイク穴があります。

操作ボタンは左から電源、Bluetooth、再生/一時停止、音量ダウン、音量アップとなっています。

Tribit XSound Surfの操作ボタン部分の拡大画像

背面はストラップホールもなく、のっぺりとした印象。

Tribit XSound Surfの背面部分の画像

底面に技適マークをはじめ各種認証や型番などの印字と、柔らかいゴム足が4点に付いています。

Tribit XSound Surfの底面の画像
はしかん

TribitのBluetoothスピーカーは、この柔らかく弾力性のあるゴム足が特徴で、これによってスピーカーの振動がデスクに伝わりにくくなっていて無駄な共振音が出ないようになっています。

左側面に充電ポートとAUX INのポートがあります。

Tribit XSound Surfの充電ポート部分の拡大画像

防水カバーを外すとポートにアクセスできます。

Tribit XSound Surfの充電ポート部分のカバーを開いた状態の拡大画像

防水カバーはこのように分厚く、2重のパッキン構造になっており水の浸入をしっかり防いでいます。

Tribit XSound Surfの充電ポート部分のカバーの厚みがわかる拡大画像

大きさと重量

重さは実測値で346gでBluetoothスピーカーにしては軽い部類です。

Tribit XSound Surfの重さを計測している状態の画像

また、大きさが近い『XSound Go』の重さは384gで、ワンクラス上の『MAXSound Plus』は607gでした。

同社のBluetoothスピーカーを並べてみました。中央の一番下が『XSound Surf』。奥行きは一番小さいです。

Tribit のStormboxとMAXSound PlusとXSound GoとXSound SurfとStormbox Microを並べて大きさ比較をしている画像

MacBook AirとiPhone 12 Pro Maxと並べたときの大きさ比較。

非常にコンパクトです。

Tribit XSound SurfとMacBook AirとiPhone 12 Pro Maxを並べて大きさ比較をしている画像

『Tribit XSound Surf』 の特徴

音質は中低音豊かでJAZZやボーカルものに向いた特性

Tribit のMAXSound PlusとXSound GoとXSound Surfを並べた画像

まずはじめに、このBluetoothスピーカーの値段は3,000円ということを念頭に置いておく必要があります。

それを踏まえた上で様々な曲を聴いてみましたが、結論から申し上げると、この『XSound Surf』も非常に良くできたBluetoohスピーカーです。

普段、スマホやタブレットやPCで音楽を聴いていて、「音をもう少しグレートアップしたいな」とお考えの方には十分すぎるほどの音質と音量を手に入れることができます。

音質については、Tribitの3機種で音質を収録して比較動画を作成しましたので参考にしてみてもらえると嬉しいです。

XSound Surf』の音質は中音域から低音域が豊かな特性で、JAZZやボーカルものに向いています。逆に高音が抑えられており原音に近い印象のため、高音と低音を強調したメリハリのある音質が好みの方にはあまり向いていません。

はしかん

耳に突き刺さる音質が苦手な方やマイルドな音質が好みな方におすすめ!

それに比べて『XSound Go』は低音と高音がはっきりしていてメリハリのある音質です。そのため、ロックやEDMなどをドンシャリ系サウンドで聴きたい方には『XSound Go』の方をおすすめします。

MAXSound Plus』はワンクラス上といった感じで音圧のレベルが違います。音質は比較的フラットな特性で、低音から高音までしっかりと鳴り、低音を強調するXBassをONにすることでさらに音の厚みが増します。

IPX7の防水性能でお風呂やキャンプでも使える

IPX7とは?

「水深1mの深さに30分間水没しても内部に浸水しない」という意味。

お風呂やキャンプなどでも気兼ねなく使えます。

ゆっくりとお風呂に入って疲れを癒やしたいときに、お気に入りのBGMを流せばくつろぎのひとときを過ごせます。

はしかん

濡れてもさっと拭いて乾かせば問題なし!ちなみに水没すると浮かびます。

2,200mAhのバッテリー容量で10時間連続再生可能

Tribit XSound Surfの充電ポート部分の拡大画像

一度満充電にすると10時間の連続再生が可能です。

はしかん

日中、ずっと鳴らしっぱなしでも問題なしです。

満充電までにかかる時間は3時間。

丸一日使ってバッテリーが殻になっても夜間に充電ケーブルを接続しておけば朝には余裕で満充電になります。

2台組み合わせて臨場感のあるステレオサウンドを楽しめるTWS対応

XSound Surf』を2台組み合わせてさらに臨場感のあるステレオサウンドを楽しむこともできます。

1台でも2つのドライバーを搭載しているのでそもそもステレオなんですが、やはりドライバー同士の距離が狭いので、スピーカー本体を遠くに置くとステレオ感が損なわれてしまうんですよね。

そこで、「True Wireless Speaker(TWS)機能」が役に立ちます。

TWSとは、2台の『XSound Surf』を組み合わせてあたかも右左1台ずつの1組のスピーカーユニットのように使うことができる機能のことです。

左右のスピーカーを離して置くことができるので、よりステレオ感を味わうことができるという訳です。

はしかん

より高音質で聴くためにはある程度スピーカー同士を離して置くことが大事なんですよね。

ストラップがないため引っ掛けて使うことはできない

Tribit XSound Surfの背面の拡大画像

XSound Surf』にはストラップが付いていません。

そのため、屋外などで木に吊り下げてBGMを流すといったような使い方ができません。

必ずどこかに置いて使うことになるため、注意が必要です。

ずっと家やオフィスで使う場合にはストラップは不要ですし、むしろストラップが不要な方にはスッキリしていて良い点でもあります。

まとめ

Tribit XSound Surfをオフィスで使っている様子の画像

本記事ではTribitのBluetoothスピーカー『XSound Surf』の新色ブルーモデルをレビューしました。

ココがおすすめ

  • ブルーとブラックの2色から選べる
  • 6W+6Wのドライバー2基と1基パッシブラジエーターで小型ながら迫力のサウンドを実現
  • 中音域と低音域が豊かでJAZZやボーカルものにおすすめ
  • IPX7の防水性能でお風呂やキャンプでも使用可能
  • 10時間連続再生可能
  • 安心の18ヶ月保証
はしかん

手軽にスマホやタブレットで聴いている音楽や動画の音質を向上したい方にピッタリの高コスパBluetoothスピーカーです。

こんな方におすすめ

  • Bluetoothスピーカーを初めて買う方
  • お風呂で使えるモデルをお探しの方
  • 安くてもしっかり低音が出るBluetoothスピーカーが欲しい方

TribitのBluetoothスピーカーはどれも安いのに音質がよく、僕個人としてはかなり気に入っているブランドです。

SONYのSRSシリーズやBOSEのSoundLinkなど、性能の良いスピーカーは他にもありますが、価格がかなり高めで気安く買えるような値段ではありません。

はしかん

Tribitの良さは低価格なのに期待以上の音質で鳴ってくれるところなんですよね。

以上、はしかん(@hashikan3)がお伝えしました。

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