こんにちは。Nintendo Switchで遊ぶときは、TVに繋ぐ派のはしかんです。
「Nintendo Switch」の名前の由来は、携帯ゲーム機にもなるしTVに繋いで据え置き型ゲーム機にもなるという、遊び方をスイッチできるという意味がありますよね。
「大きな画面で遊びたいなー」と思ったときに、最近ではTYPE-C入力に対応した外部モニターであればSwitchとの接続に対応したものもありますが、大型TVに繋げる場合はHDMIケーブルでの接続が必要で、スイッチドックは必需品です。
私も息子を連れてじいさんばあさんの家に遊びに行くときは必ず「スイッチドックと充電器とHDMIケーブル」の3点セットをいちいちTVから外して持っていき、帰ってきたらまた戻して・・・。という面倒なルーティンを繰り返していました。
スイッチドックと充電器とHDMIケーブルをもう1セット購入してじいさんばあさんの家に常設しようかと思ったほど・・。
ちなみに、純正のSwitchドックセットはこちら。普通に大きいです。
今回、そんな「スイッチドック」の機能はそのままに、大きさを1/10にまで凝縮して持ち運びやすくした新しい便利ガジェット『GENKI Dock』が日本国内で発売されます。
スイッチドックの悩みも『GENKI Dock』があればスッキリ解決です!
この度『GENKI Dock』を先行してレビューする機会をいただけたのでじっくり見ていきましょう!
この『GENKI Dock』の特徴は、
- Nintendo Switch Dockの機能をそのままに大きさが1/10に
- 重さは1/3に
- 電源アダプタとしては合計30Wの高出力
- PCやTV出力対応のスマホ・タブレットでも使用可能
- リビングや2階の自室など複数の部屋で大画面で楽しみたい方
- じいさんばあさん家に毎回スイッチドックを持っていくのに疲れた方
- スイッチをHDMI入力専用モニターに接続していて配線をスッキリさせたい方
- モバイルPCと電源アダプタとTYPE-Cハブを同時に持ち運ぶのに疲れた方
『GENKI Dock』は既にアメリカや台湾で先行して行われたクラウドファンディングで大成功を収めており、いよいよ日本向けの販売準備として2020年2月6日から「Makuake」で先行予約販売が開始されました。
「Makuake」でのクラウドファンディングは既に終了しているのですが、結果6,900万円を集める大成功のプロジェクトになりました。
やはり持ち運ぶニーズは多かったようです。
そんな訳で本記事では「【GENKI Dock レビュー】持ち運び楽々な小型スイッチドック!パソコン用HDMI出力兼電源アダプタにもなる!」について書いていきます。
本記事はメーカー様よりサンプル品をご提供いただき作成しています。
GENKI Dock のスペック
『GENKI Dock』のスペックはこちら。
入力 | 100-240V ~ 0.7A, 50-60Hz Class II |
出力(TYPE-Aポート) | DC 5V – 1A |
出力(TYPE-Cポート) | 5V – 2A ; 9V – 2.44A , 15V – 1.66A |
最大出力 | 25W |
サイズ | 60 x 44 x 33 mm |
重さ | 100g |
映像出力 | 標準HDMI |
付属品 | TYPE-C to TYPE-Cケーブル、キャリングポーチ、取扱説明書、ステッカー |
保証期間 | 1年間 |
最大出力は25Wと、スイッチには十分の性能です。
外観と付属品
外箱は赤と青で思いっきり「Nintendo Switch」を意識した色使いです。
付属品はこのようになっています。
- GENKI Dock本体 1台
- 1.8m TYPE-C to TYPE-C ケーブル(USB3.1 Gen2) 1本
- キャリングポーチ 1個
- 取扱説明書
- ステッカー
嬉しいポイントとしては、TYPE-Cケーブルが USB3.1 Gen2対応で、しかも長さも1.8mと十分な長さの上、片方がL字型の珍しいタイプであること。
キャリングポーチもしっかりした素材でGood!
入出力ポートは上からUSB TYPE-Cポート、TYPE-Aポート、HDMIポートとなります。
横から。全体的に非常にシンプルなデザインです。
上部に『GENKI Dock』のロゴが。プラスチックが微妙にシースルーになっていて、明るいところでは中身が見えます。
コンセントは折りたたみ式で、持ち運ぶときにはコンパクトになって便利です。コンセント部分を開くときも子供の力でも無理なく開けるちょうどよい硬さです。
グローバルアダプターをセットするときは、折りたたんだ状態でセットできるように溝がありますね。
日本国内向けのGENKI DOCKにはPSEマークも表示されています。
コンセント部分を開くとこのようになります。
キャリングポーチはクッション性の高い素材でできており、落としても多少のことでは壊れそうになりませんね。
付属のTYPE-CケーブルはUSB 3.1 Gen2対応の長さ1.8mのもの。
ストラップも標準で付いているので、簡単にまとめることができます。
このL字型コネクターが特徴の一つ。他の用途でも色々使えそうです。
マニュアルも嬉しい日本語対応です。
使い方はそんなに難しくないのですが、あると安心ですよね。
大きさと重さ
純正のスイッチドックと比較すると、全く大きさが違います。違いすぎます。
まさに手のひらサイズですね。
スイッチ本体と比較してもこのとおり。遊び方の幅がかなり広がりそうです。
大きさを念のためチェック。
奥行きが59.2mm
幅が35.2mm
高さは45.8mmでした。
日本向けの『GENKI Dock』は重さが100gです。海外品はカタログスペックで69gとなっています。
日本向け製品は、製品内部の温度上昇を抑え日本の基準に合わせるため、内部のヒートシンクを大きくしているようです。そのため最新版は少し重くなっているようです。
ちなみに純正のスイッチドックの重さは338g!重い・・。
持ち運びは間違いなく楽になりますね!
性能と特徴
Switchだけじゃなく、ノートPCやスマホ・タブレットでも映像出力可能
それでは機能の確認です。
まずは『GENKI Dock』をコンセントに接続し、Switch本体を付属のTYPE-Cケーブルで『GENKI Dock』と接続します。最後にHDMIケーブルでTVと接続して完成!
当たり前ですが、ちゃんとTVに映像と音声が出力されました!
続いてTYPE-Cポートを持ったノートPCを接続。
Youtube再生も映像音声共にTVから出力されます。
HDMIポートを搭載していないWindowsモバイルノートやMacBookとセットで持っておくと、突然のプレゼン機会にも対応できますね!
- GENKI DockはNintendo Switch以外でも使用可能ですが、すべてのデバイスがHDMI出力できるわけではありません。
- Nintendo Switch Lite にはHDMI出力するためのチップセットが搭載されていないためモニター出力はできません。
充電アダプターとしても使える
SwitchやノートPCは、映像出力すると同時に充電も可能です。
また、最大30Wの出力が可能で、同時にTYPE-Aポートにスマホを接続して充電することも可能です。
Switch接続時の電圧と電流を計測してみました。
14.9V 0.68A
充電が100%の状態だったせいか電流が低めですが、スペックによると15V 1.66A(25W)まで出ます。
TYPE-Aポートにスマホを接続したときの数値は
4.83V 1.04A
ほぼカタログスペックどおりの数値です。
単純にTYPE-AとTYPE-Cポートを持った充電アダプターとしても使用可能ですね。
TYPE-CポートとTYPE-Aポートは通信可能でUSBハブとしても使用可能
『GENKI Dock』はUSBハブとしても動作します。
TYPE-CケーブルでノートPCと接続すると、『GENKI Dock』のTYPE-AポートにUSBメモリやMicro SDカードのリーダライタ、あるいはワイヤレスマウスのレシバー等を接続してPCの拡張ポートとして使用することが可能です。
試しにMicroSDカードを接続してみたところ、正常に認識しました。
ノートPCを持ち歩いているビジネスマンの方で、プレゼン用にHDMI出力付きのTYPE-Cハブを持ち歩いている方にもおすすめですね。
『GENKI Dock』を一つ持っておくだけで、ACアダプタ兼HDMI出力付きのTYPE-Cハブとして使えるため、持ち運ぶ機材を一つ減らせるうえ、ACアダプタ単体として見ても純正アダプタと比較して軽量化できるケースが多いのではないでしょうか。
長めのHDMIケーブルと一緒に使うと最高!
この製品は通常、壁コンセントに接続して使います。
このようにSwitchと『GENKI Dock』の接続は問題ないのですが、コンセントとTVの距離が離れている場合、長めのHDMIケーブルが必要になります。
また、HDMIケーブルが届かない場合、電源をOAタップ等で延長して『GENKI Dock』自体をTVに近づける必要が出てきます。
OAタップは普段から持ち運ぶには大きすぎるので、コンパクトで長めのHDMIケーブルとセットで持ち歩けば、様々な環境に対応できるのでおすすめです。
『GENKI Dock』のMakuakeページでも、オプションのHDMIケーブル(3m)が1,900円で売られていますが、もっと安くてスリムなおすすめのHDMIケーブルがこちらです。
3mという長さでありながら、ケーブルがスリムで重さも約80gと超軽量!
この『GENKI Dock』と合わせてカバンに放り込んでおけば、いつでもどこでもプレゼンできちゃいます!
私も『GENKI Dock』はカバン常備ガジェットに決定です!
GENKI Dock のレビューまとめ
本記事では「【GENKI Dock レビュー】持ち運び楽々な小型スイッチドック!パソコン用HDMI出力兼電源アダプタにもなる!」について書きました。
この『GENKI Dock』の特徴は、
- Nintendo Switch Dockの機能をそのままに大きさが1/10に
- 重さは1/3に
- 電源アダプタとしては合計30Wの高出力
- PCやTV出力対応のスマホ・タブレットでも使用可能
- リビングや2階の自室など複数の部屋で大画面で楽しみたい方
- じいさんばあさん家に毎回スイッチドックを持っていくのに疲れた方
- スイッチをHDMI入力専用モニターに接続していて配線をスッキリさせたい方
- モバイルPCと電源アダプタとTYPE-Cハブを同時に持ち運ぶのに疲れた方
私は普段、モバイルノートPCを使っているのですが、ビジネス用途ではTYPE-Cポート、TYPE-Aポート、さらにHDMIポートが使える充電アダプターとして使用し、子供とスイッチを持って遊びにいくときは持ち運びラクチンなスイッチドックとして、マルチに使いたいと思っています。
スイッチファンは一つ持っておいて損はないおすすめの便利ガジェットです!
『GENKI Dock』とセットで使うと便利な安くてスリムなHDMIケーブルがこちらです。
以上、はしかん(@hashikan3)がお伝えしました。
コメント
コメント一覧 (2件)
PSEマークが無いようですが、国内販売はできないのでは?
komaさん、こんばんは!
コメントいただきありがとうございます!
ありゃ!確かにそうですね!大変失礼いたしました。
こちらのレビュー記事執筆当時はまだクラウドファンディングでの支援募集開始直後だったため、レビュー用のサンプル品だったんですよね。
そのためPSEマークがない海外仕様の写真がそのままになっておりました。
現在販売中の日本国内向け製品にはちゃんとPSEマークがあるのでご安心ください。
記事中の写真も一部修正しておきます。
ご指摘いただきありがとうございました。
また、不安を抱かせてしまい大変申し訳ございませんでした。