こんにちは。普段、モバイルモニター4台を使い分けしているはしかんです。
最近、ガジェット類を買うときはAmazonで買うのが習慣になってしまっているんですが、ほとんどの製品が中国製なんですよね。
そして、本場中国にもガジェット系ECサイトが沢山あるのをご存知ですか?
有名なところだと
- Banggood
- AliExpress
- Gearbest
など。
私も何度か中国のサイトで買い物をしたことがあるのですが、サイトを覗いてみるとスマホ、タブレット、スマートウォッチ、ノートPCなど、面白そうなアイテムが目白押しです。
今回はそんなECサイトの一つである『Banggood』様より、『BlitzWolf BW-PCM2』というモバイルディスプレイをご提供頂いたのでレビューします。
『BlitzWolf BW-PCM2』は13.3インチFHDモバイルディスプレイで、薄型コンパクトな形状が特徴のモバイルディスプレイです。
ベゼルがとても狭いため、非常にコンパクトで薄型なのが特徴。
液晶パネルには光沢IPSパネルを採用し、珍しい赤外線リモコンが付属していたり、ディスプレイ本体のUSB TYPE-AポートをUSBハブのように使えたり、少し他のモデルにはない特徴を持っている製品なんです。
現時点では日本国内のAmazonや楽天などのECサイトではまだ取り扱われておらず、購入するには『Banggood』などの中華ECサイトを使うしかありません。
製品として良いもので、日本国内でも問題なく使用可能なのであれば、Amazonだけでなくこのような中華系ECサイトも探してみるのも楽しいですよ。
そんな訳で本記事では「【BlitzWolf BW-PCM2 レビュー】Banggoodで買えるコンパクトな13.3インチFHDモバイルディスプレイ」について書いていきます。
本記事はBanggood様よりサンプル品をご提供頂き作成しています。
BlitzWolf BW-PCM2 のスペック
『BlitzWolf BW-PCM2』のスペックはこちら。
ディスプレイサイズ | 13.3インチ(16:9) |
液晶パネル | IPS液晶パネル(光沢(グレア)液晶) |
解像度 | FHD(1920 x 1080) |
リフレッシュレート | 24-60Hz(自動) |
輝度 | 300 cd/m² |
電源 | 5V – 3A USB Type-C PD対応 |
映像入力 | HDMIx1、USB Type-C |
サウンド出力 | 3.5mm ヘッドホン端子x1 |
スピーカー | ステレオスピーカー内蔵 |
本体サイズ(幅 X 奥行き X 高さ) | 304x 195.7 x 9.7-4.1 mm |
本体重量 | 560g(カバー込で853g) |
その他の特徴 | 赤外線リモコン付属 USB TYPE-A端子付属 |
HDMI入力端子は標準の大きさで、TYPE-C入力にも対応しています。
さらに、他のモバイルディスプレイにない特徴として、赤外線リモコンが付属していたり、USB TYPE-A端子付きでUSBハブの機能も備えています。
価格やディスプレイの基本性能については他のモデルと遜色ありませんが、付加機能で差別化を図っている印象です。
外観と付属品
外箱は白ベースで緑のアクセントが印象的なパッケージです。
ど真ん中に『BlitzWolf(ブリッツウルフ)』のロゴが。
日本ではあまり聞き慣れないメーカーですが、日本ではAmazonで自撮り棒を多く取り扱っています。
付属品を見ていきいましょう。
- BlitzWolf BW-PCM2 ディスプレイ本体 1台
- スタンドにもなるカバー 1個
- 標準HDMIー標準HDMIケーブル 1本
- TYPE-CーTYPE-C(USB3.1 Gen2)ケーブル 1本
- TYPE-AーTYPE-C(電源用)ケーブル 1本
- 電源アダプタ
- 取扱説明書
- 赤外線リモコン
- 折りたたみスタンド
必要なものは全て揃っていると言うか、かなり豊富な方です。
赤外線リモコンやスタンドカバー以外にももう一つ折りたたみスタンドが付いている点などが利用スタイルの幅を広げてくれますね。
より安定感のあるプラスチック製の折りたたみスタンドが付属しているのが個人的にはGoodポイントです!ディスプレイを縦置きしたいときにすごく使えるんです!
ディスプレイ本体はこのようにベゼルがかなり狭く、いまどきな感じのデザインです。
液晶は光沢パネルで、映画や動画を美しい映像で楽しむことができます。天井の照明が映り込んでいるのが光沢パネルの証。
裏面はまっさらです。VESAのネジ穴はありませんので、ディスプレイアームへの取り付けはできません。
この『BlitzWolf BW-PCM2』は、薄型液晶によくある2段階の厚みがあるタイプです。
上半分が厚さ5mmと超絶薄いです。下半分はその倍の1cm程度。これでも十分薄いですが・・。
ディスプレイ裏面中央部に型番等のプリントがあり、その上部にスピーカー穴があります。
ステレオスピーカーですが、かなり中央に寄っているのでステレオ感はあまり感じられません。
ディスプレイが接地する部分にはゴム足が付いており、滑りやすい材質の机でもしっかりと置くことが可能です。
ディスプレイの右側下部に『BlitzWolf(ブリッツウルフ)』のロゴがプリントされています。その右側の小さい穴が赤外線リモコンの受光部です。
フレームの内側部分もきれいに面取りされており、安っぽさが感じられません。
操作は3つのボタンで行います。その下にUSB TYPE-Aポートが一つあります。
PCとTYPE-Cケーブルで接続した場合、このディスプレイがUSBハブの役割を果たし、このTYPE-AポートにUSBメモリを接続してデータをやり取りしたり、ワイヤレスマウスのレシーバーを接続したりできます。
スタンドカバーは裏面は半分のみカバーされ、前面は全てカバーされるタイプです。
マグネットでピタッとくっつきます。
カバー表面はこのように目の細かいエンボス加工が施してあり、高級感がある仕上がり。
カバーを付けてもこの薄さ!
非常に薄くてカッコいいです!
スタンドカバーでディスプレイを立てるとこの様になります。
しっかり立たせることができるので、そうそう倒れる心配はなさそう。
入出力ポート
向かって左側のポートは上から
- 3.5mm イヤホンジャック
- 電源ポート(USB TYPE-C PD)
- USB TYPE-C
- 標準HDMIポート
向かって右側には操作ボタンとUSB TYPE-Aポートがあります。
ボタンの操作感は見た目どおり押しやすく、操作しにくい感じはありません。
大きさと重量
ディスプレイ本体の重量はカタログスペックより9g重いですが、それでも569gとかなり軽いです。
スタンドカバー込で853gでした。
持ち運びには非常に嬉しい軽量設計です。
続いて厚さ。
ディスプレイ下部の厚みのある部分で9.9mmでした。
薄い部分の厚みが5mm!
かなりの薄さです!
全体の寸法は、カタログスペックで高さ195.7 x 幅304 x 厚み9.7-4.1mmとなっています。
私が使っているモバイルノートPCと重ねて見るとほぼ同じ大きさでした。
※13.3インチの「MacBook Pro」とほぼ同じ大きさの 「HUAWEI Matebook X Pro」との比較です。
カバーを付けた状態でもかなり薄いので、実際にビジネスカバンやリュックに入れてもまだまだ余裕がありました。
性能と特徴
モバイルノートと組み合わせて使うのがおすすめ
サイズが13インチクラスのモバイルノートPCとほぼ一緒なので、外出先でダブルモニターでお仕事をしたい方にはピッタリの大きさです。
広げてもディスプレイ上部の高さもほぼ同じになるので、ノートPCの解像度がFHDであれば尚良しです!
液晶パネルは光沢あり(グレア)
液晶は光沢があるタイプのパネルが採用されています。
光沢があるタイプの液晶パネルは映像に潤いがあり、映画などを見るのに最適です。
「非光沢がいいんだけどな・・」という方には、アンチグレアフィルムがオススメ。
貼るだけで非光沢になります。
光沢に戻したいときも剥がせばOK!
赤外線リモコン付属
なんとこの『BlitzWolf BW-PCM2』には赤外線リモコンが付属しています。
正直13.3インチと小さなディスプレイなので、リモートコントロールしたくなるほど離れた状況で使うことはほぼ無いと思いますが・・。
PCにTYPE-Cで接続した状態でリモコンを使ってみました。
各ボタンの操作は下記のとおり。
ボタン | 動作 |
電源ボタン | 電源が落ちるがすぐに立ち上がる |
ミュートボタン | ディスプレイに一瞬ミュート表示されるが音は出る |
上下左右 | メニュー表示中は項目選択。いきなり押すと上下左右とも明るさ調整 |
OKボタン | 決定 |
太陽ボタン | メニュー表示 |
戻るボタン | 戻る |
Sourceボタン | TYPE-CとHDMI入力切り替え |
Imageボタン | 上下反転 |
リモコンを使ってみた感想は、「リモコンだとメニュー表示や設定が少しスムーズに行えるな~」くらいでした。
個人的にはImageボタンで画面が縦表示になってくれたら最高だったんだけどな~おしい!
スピーカーには期待しないほうが良い
スピーカー音質はモバイルディスプレイの中でもあまり良くない方だと思いますので、期待せずヘッドホンなどの外部出力スピーカーを使いましょう。
スイッチは任天堂純正ACアダプタ使用で充電しながらプレイ可能
息子氏の協力を得て検証した結果、Nintendo Switchとの接続に関してはSwitch純正ACアダプタを使えばSwitch本体に充電しながらプレイ可能でした。
ディスプレイ本体付属のACアダプタでもプレイすることはできましたが、Switch本体のバッテリーは減っていきました。
また、ディスプレイの3.5mmイヤホンジャックでは音しか聞こえないので、ボイスチャットする場合はSwitch本体にイヤホンマイクを接続する必要があります。
BlitzWolf BW-PCM2 のレビューまとめ
本記事では「【BlitzWolf BW-PCM2 レビュー】Banggoodで買えるコンパクトな13.3インチFHDモバイルディスプレイ」」についてレビューしました。
この『BlitzWolf BW-PCM2』の特徴は、
- 解像度がフルHD(1920 x 1080)の13.3インチモバイルディスプレイ
- 液晶パネルは光沢(グレア)パネル採用
- ベゼルレスかつシンプルなデザインで、薄型軽量設計
- スタンド兼カバー付属(マグネットでくっつく)
- 縦置きしたいときに便利な折りたたみスタンドも付属
- 付属のTYPE-Cケーブル1本でPCやNintendo Switchとの接続が可能
- 赤外線リモコン付き
- USB PD対応
- 「Banggood」などの中国のガジェット系ECサイトで購入する必要あり。
- 13.3インチの薄型モバイルディスプレイで標準HDMI端子とTYPE-Cが使えるものをお探しの方
- 付属品が充実したモバイルディスプレイをお探しの方
以上、はしかん(@hashikan3)がお伝えしました。
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