こんにちは。お仕事中はBGMがかかせない、はしかん(@hashikan3)です。
本記事ではオーバーイヤーワイヤレスヘッドホン『Skullcandy HESH3』をレビューしています。最大22時間のバッテリー持ちやバランスの良い音質で初めてのワイヤレスヘッドホンに最適なアイテムです。
ひっさびさに感動レベルのガジェットに出会いました!
それがこちらです。
オーバーイヤー型ワイヤレスヘッドホン「Skullcandy スカルキャンディー Hesh3」です。
今まで耳の中に入れるタイプの「カナル型」や「インナーイヤー型」のイヤホンばかりを使っていたのですが、今回久しぶりにオーバーイヤー型の音を聞いた瞬間、その音圧や広がり、深みにめっちゃ感動しました!
「オーバーイヤー型ヘッドフォン通」の方だと分からないかもしれませんが、私と同じくこれからオーバーイヤー型ヘッドホンを購入しようかな?とお考えの方にはリーズナブルでコスパ最高のヘッドホンだと思います。
また、このヘッドホンを利用し始めてドキッとするようなちょっと対策を考えないといけないようなこともわかってきたので、書いていきます。
それではじっくりとレビューしていきますね。
- バランスのよい音質
- 最大22時間持つバッテリー
- 遮音性が良すぎて背後の人の気配に驚くときがある
「Skullcandy スカルキャンディー Hesh3」の概要
「Skullcandy スカルキャンディー Hesh3」は大分類で言うと「オーバーヘッド型」のヘッドホンです。左右のスピーカーをヘッドバンドで繋いでいる形状のヘッドホンですね。
オーバーヘッド型にも大きく分けて2種類あり、耳全体をスッポリと覆うタイプの「オーバーイヤー型」と、耳の上にポンと乗せるタイプの「オンイヤー型」があります。
この製品は耳をスッポリと覆う「オーバーイヤー型」のヘッドホンになります。
Skullcandy (スカルキャンディー)は2003年に設立されたアメリカのメーカーで、ファッション製の高さと重低音バリバリのド派手な音質が特徴のヘッドホンを数多くリリースしています。
ドクロのアイコンが目印で、アメリカではシェアNo1を誇る程の超有名なメーカーです。
「Skullcandy スカルキャンディー Hesh3」のスペック
それではスペックから見ていきましょう!
ヘッドホンタイプ | オーバーイヤー |
接続方式 | Bluetooth4.1 または 有線 |
バッテリー持続時間 | 最大22時間 |
急速充電 | 10分で4時間駆動 |
コントロール | 再生、一時停止、曲戻し、曲送り、音量アップ、音量ダウン |
その他の機能 | マイク内蔵で通話可能、折りたたみ可能 |
インピーダンス | 32オーム |
ドライバーサイズ | 40mm |
THD(全高調波ひずみ) | ≦2.0% @ 1KHz 1mW |
音圧レベル | 97.3db @1KHz |
周波数帯域 | 20Hz – 20KHz |
対応コーデック | SBC |
大きさ(幅 X 奥行き X 高さ) | 180 x 140 x 80 mm |
重さ | 200 g |
同梱品 | Hesh3本体 マイクロUSB充電ケーブル、取り外し可能な3.5mmAUXケーブル、ユーザーガイド、2年保証カード |
発売日 | 2017/11/17 |
まず特筆すべきはバッテリー持続時間です!
約1万円というリーズナブルなお値段の割には、バッテリー持続時間が最大22時間!とかな~り長く使うことが可能です。
しかも急速充電にも対応しており、急いでいる場合もたった10分の充電で4時間駆動させることができます。
そしてとても軽いところもいいですね!
保証も2年付いてます。
この価格でここまでの内容は素晴らしいと思います!
色は、Red,Black,Blue,Gray,Psycho Tropical,White/Crimsonの6色です。
詳細はSkullcandy公式ページでご確認ください。
公式動画はこちらです。
「Skullcandy スカルキャンディー Hesh3」の外観をチェック
それでは開封して外観をチェックしていきましょう!
色は、一番シックなブラックをチョイスしました。
裏面には2年保証のマークやら「10分の充電で4時間再生できるよ」と言った内容がつらつらと書かれています。
開封~!カッコイイ!
同梱物は「Hesh3本体 マイクロUSB充電ケーブル、3.5mmAUXケーブル、ユーザーガイド、2年保証カード」となっています。
ヘッドホン本体のとてもシンプルなデザインとマットな質感も購入する決め手の一つとなりました。
これだとフォーマルにも合いますね。イメージとしてはこんな感じです。
audibleのこの人が着けているヘッドホンはHesh3です。
頭頂部の接点部分はクッションが付いています。
柔らかさはこんな感じです。
頭に当たる部分もこのクッションのおかげで気になりません。
RとLの記載は目立たない内側にあります。
右側のスピーカー下部に充電用のマイクロUSBコネクタと3.5mmステレオミニジャックコネクタがあります。
その上に操作ボタンが付いています。右手の親指で操作する格好になりますね。
真ん中のポコッとちょっと飛び出たボタンを長押しすると電源が入ります。プラスで音量アップ、マイナスで音量ダウン。プラスを長押しで曲送り、マイナスを長押しで曲戻しができます。
そしてこの分厚いフカフカのイヤーパッドがすごくボリュームがあって耳の周りにしっかりとフィットしてくれます!
バンド部分の左右にうっすらとスカルのロゴがプリントされています。
プラックは特に目立たないので、シンプルなデザインと目立たないスカルのロゴが最高にかカッコイイ組み合わせだな~と、お気に入りポイントの一つです。
折りたたむとコンパクトになります。
200gという軽さとコンパクトさが外に持ち出したい気持ちを駆り立ててくれます!
薄く収納したいときはこのようにスピーカー部分を90度回転させることも可能です。
バンド長さの調整幅も広いですね。このようにしっかり伸びます。
伸ばすと外側は金属仕上げとなっています。
電源を入れると音声ガイダンスで「Power On. Connected.」と流れます。
青いLEDがこの位置でホタルのように点滅し始めます。
充電中はLEDが赤点灯します。
ヘッドホン本体の重さは203.55gでした。カタログ値では200Gとなっていたので3.55gほど重たいですね。まぁ誤差の範囲ですが。
今回持ち運び用に一緒にケースも購入しました。重さは106.9gでした。
純正ケースはなさそうだったので、Amazonで安くて良さげなケースをチョイスしました。
ヘッドホンを折りたたんだとき大きさは約17cm~18cmです。
ケースも折りたたんだ状態のヘッドホンがそのままぴったり入るサイズです。
ヘッドホンの横の厚みは8cm~9cmでした。
ケースに収めるとこのようにピッタリでした。
ヘッドバンドを伸ばした状態だとさすがに入らなかったので、伸ばしてお使いの方は毎回縮めて収納する必要があります。
このような厚みです。
蓋を閉めればしっかり守ってくれそうな感じです。
「Skullcandy スカルキャンディー Hesh3」を聴いてみた感想
装着感について
フカフカのイヤーパッドがピッタリとヘッドホンと耳の周りの隙間を埋めてくれるので、遮音性に優れています。
このモデルはノイズキャンセル機能はないのですが、装着すると周りの雑音をそこそこ抑えてくれます。
その割にはそんなに締め付け感もなく、2〜3時間程度なら長時間聴いていても耳が痛くなったりすることはありませんでした。
さすがに5〜6時間付けっぱなしだと疲れて来るとは思いますが。
頭頂部の接点部分もクッションの効果か、全く気になりません。
音についてのファーストインプレッション
音を聴いてみて最初の一発目の感想は、
「音の広がりと音圧が凄い!」
でした。
やはりインイヤー型やカナル型に比べて物理的にドライバーの大きさが全く違うので、音を伝えるためにドライバーが動かせる空気の量が全然違うのですね。
正直かなり衝撃を受けました・・・。
音がぜんぜん違うぜ・・・。
音楽を楽しむ
まず、Amazon Musicで音楽を聞いてみました。
私はSmooth Jazzが好きで、普段インスト(ボーカルなしの曲)ばかり聴いているのですが、この「Skullcandy スカルキャンディー Hesh3」を評価するためにそれ以外にもポップス、ロック、クラシック、演歌、ゴスペル等を聴いてみました。
このヘッドホンはかなりバランスが良いですよ。 オールマイティーにどんなジャンルでもイケますね!
インイヤー型のイヤホンとも聴き比べしながら記事を書いていますが、今まで使っていたインイヤー型の音は、中高音が一番強調されて鳴る感じで「ボーカルが耳に突き刺さる」ような印象を受けました。
一方「Skullcandy スカルキャンディー Hesh3」は高音域から中音域、低音域までどの音域もバランス良く鳴ってくれます。
特に中音域から低音域は音量を絞ってもしっかりとバランス良く音を鳴らしてくれるので、長時間聴いていても音疲れしませんね。
そして大音量で楽しみたいときは音量を上げていっても音割れすることなく、ベースの音の輪郭もしっかりしていますし、バスドラの振動もしっかり皮膚に伝わってきます!
一般的にSkullcandyのヘッドホンはやたらと低音が強調されがちのようですが、このHesh3は女性ボーカルといった中高音からハイハットのような高音域までかなりバランス良く音が出ていると感じました。
低音オバケの「Skullcandy Crusher 360」も聴き比べしたのですが、あれは本当に超重低音好きの方のモデルですね。Hesh3でも十分低音出てますし、バランスはHesh3の方が良いと感じました。
じっくりと音楽を楽しみたい場合はオーバヘッド型のもんですね~! もっとはやく気付けば良かったです・・・・。
映画を楽しむ
Prime Videoで映画を観てみました。
Bluetoothヘッドホンで動画を見る際、一番気になるのは「遅延」ではないでしょうか。
ざっと3作品くらいを流して観てみましたが、人の声と口のタイミングが「よーく観察すると微妙に遅れているような気がする。」程度の遅れで、全然大丈夫ですね。
映画は問題なく観れます。
Youtubeを楽しむ
遅延に関してはYoutubeも問題ないですね。
喋っている人の口元と音声も特に違和感は感じなかったので、動画系はほぼ問題なく楽しめると思っていただいてOKだと思います。
ゲームを楽しむ
スマホ版のPUBGをこのヘッドホンでやってみました。
ゲームを楽しむ際は、Bluetooth接続ではなく、AUXケーブルで接続したほうが良いですね。
Bluetooth接続では遅延がかなり気になります。銃を撃って0.5秒後くらいに音が聞こえます。明らかにタイミングが合ってないので、おそらくずっとプレイしてると気持ち悪くなってくると思います。
BluetoothではなくAUXケーブルで接続すれば問題なくプレイすることができます。
ちなみにマイクも内蔵しているので、Switch等でのボイチャもOKです。
息子に試しにこれでSwitchでゲームをしてみてもらったところ、ゲーミングヘッドホンよりも断然音が良いと言っていましたw
「Skullcandy スカルキャンディー Hesh3」の利用シーン
集中して何かの作業に没頭したいとき
私個人的には、メインの使い方がこれです。
すでにブログを書く際の必須アイテムになってしまいました。
特に、カフェのような雑音が多い場所での作業の際には周りの音もほとんど気にならなくなるので、かなり作業が捗りますね。
音楽を純粋に楽しみたいとき
「どうせ音楽を聴くのなら、少しでも良い音で楽しみたい!」
という方には「Skullcandy スカルキャンディー Hesh3」は是非試してみて頂きたいヘッドホンです。
特にインイヤー型やカナル型のイヤホンしか使ったことのない方は、音の違いに驚くと思いますよ。
オーバーイヤー型エントリーモデルとして価格もお手頃ですし、かなりおすすめです
通勤時のお供に
このモデルのおすすめポイントの一つが同価格帯では郡を抜いているバッテリー持続時間です。
満充電で22時間、急いでいるときも10分間の急速充電で4時間持ちます。
さらに、特にブラックのモデルはとてもシンプルで品のあるデザインなので、スーツにもとても合います。
このヘッドホンを使い始めて通勤時間が少し楽しくなりました!
「Skullcandy スカルキャンディー Hesh3」を使っていてドキッとしたこと
このヘッドホンを使い始めて感じたデメリットというか注意点が1点あります。
それは、「周りの気配に気付きにくくなる」という点です。
このヘッドホンをして音楽を聴いていると、周りの音がほぼ聞こえなくなります。
そうするとどんな事が起きるかと言いますと、もし後ろにドアがある部屋とかだと、気付かないうちに誰か入ってきていて、誰もいないと思っている部屋でうごめく人影に気付く訳です!
そのときの驚きと言ったらww
先日知らないうちに嫁が後ろにいて「ゴトッ!」って物音したときめっちゃビックリしました・・。
そんな事があってから、後ろのドアが視界に入るように机に対して斜めに座るようになりましたw
【まとめ】初めてのワイヤレスオーバーイヤーヘッドホンとして最適!
このヘッドホンは今まで買ったガジェットの中でベスト3に入るほど気に入っています。
もう私にとって必需品となってしまいました。
普段、インイヤー型のイヤホンでいつも聴いていた曲を初めてこのヘッドホンで聴いたときは本当に感動して衝撃を受けました!
- リースナブルな価格
- シンプルでシックなデザイン
- 最大22時間のバッテリー駆動時間
- 高音域から低音域までバランス良い音質
- 持ち運びに便利な200gという軽さ
この「Skullcandy スカルキャンディー Hesh3」は2017年の年末に発売されたモデルですが今もヘッドホン売上げランキングの上位に入っているくらい人気のモデルです。
価格も約1万円ととってもリーズナブル!
あなたのミュージックライフを充実させてくれること間違いなしです!
オーバーイヤーヘッドホンデビューをお考えの方に自信を持っておすすめできる製品です!
以上、はしかん(@hashikan3)がお伝えしました。
コメント