【HUAWEI MateDock2 レビュー】HDMIとVGAとAのみ シンプルなUSB TYPE-Cハブ

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こんにちは。最近Type-Cに囲まれつつある、はしかん(@hashikan3)です。

最近は本体にUSB TYPE-Cポートしか付いていないモバイルノートPCが増えてきましたよね。

私がメインで使っている「Matebook X Pro」もUSB TYPE-Cが2ポートとTYPE-Aが1ポートあるのみです。

外部ディスプレイやプロジェクタを使用する場合は、HDMIやVGA出力ボートを備えたUSB TYPE-Cハブが必要となります。

そんな訳で今回はHUAWEI純正の「MateDock 2」を導入しましたのでレビューしたいと思います。

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USB TYPE-Cハブとは?

PCに拡張性を持たせるための様々な入出力ポートを備えた小型機器です。

PCに接続する側のコネクター形状が 「USB TYPE-C」になっており、USB PD(Power Delivery=USBケーブルを使って100Wまでの電力を受給電できる機能)によってデータ通信と電力供給が同時に行えます。

MateDock2のTYPE-Cコネクタ画像

拡張できるポートはさまざまですが、代表的なものとしては以下のような種類のポートを増やすことができます。

拡張できるポート
  • HDMI
  • VGA
  • USB TYPE-A
  • SDカード
  • 有線LAN
  • USB TYPE-C

そもそもUSB TYPE-Cとは?

USB TYPE-Cは2014年8月にできた新しいUSB規格で、下記のような特徴があります。

  • 裏表どちら向きに接続してもOK!
  • データ送受信だけでなく、電気まで送れる!(しかも同時に)
TYPE-CのPD説明オリジナル画像

2015年からこのUSB TYPE-Cを搭載したPCをやスマートフォンが発売され始め、今ではほとんどのノートPCがこのUSB TYPE-Cを搭載しています。

充電用のポートもDCコネクタではなくUSB TYPE-CポートになっているPCも多くなっています。

「HUAWEI MateDock 2」 のスペックや外観をチェック

この製品は搭載しているポートは下記のようにとてもシンプルです。

搭載しているポート・HDMI
・VGA
・USB 3.0 TYPE-A
・USB TYPE-C

映像出力とUSB TYPE-Aが増えるのみです。

MateDock2の外箱正面画像

外箱は店頭で視認しやすいように中身が確認できるようになっています。

MateDock2の外箱裏面画像

裏面はこのように搭載されているポートが図解されています。

MateDock2の内容物

内容物はMateDock2本体とクイックスタートガイドのみです。

本体はビニールシートで包装されています。

MateDock2の横幅

本体の横幅は72mm。

MateDock2の高さ

本体の高さは58mm。ケーブルを含めると190mm程度です。

MateDock2の厚さ

本体の厚みは14mm。

MateDock2の重さ

重さは66.5gです。

MateDock2の大きさ比較

iPhone6と並べるとこのようになります。

とてもコンパクトですね。

MateDock2のコネクタ部分右からHDMI、VGA、TYPE-C

ポートは左からHDMI、VGA、USB TYPE-C。

MateDock2のコネクタ部分反対側はTYPE-Aが一つ

反対側にはUSB 3.0 TYPE-Aがあります。

SDカードスロットや有線LANポートは搭載していません。

外部モニターに接続してみた

MateDock2を使ってHDMI出力をした様子

Matebook X Pro」本体に「MateDock2」を接続し、HDMIで外部ディスプレイに接続してみました。

私が使用しているモバイルディスプレイは2K解像度(2,560 x 1,440)なのですが、きちんとその解像度で表示されました。

MateDock2でHDMI出力した際の解像度は2Kに対応

PCとHDMIケーブルがフルHDより高い解像度に対応していれば問題なく出力可能ですね。

デバイスマネージャーでの認識について

Windowsには「デバイスマネージャー」というハードウェアを正しく利用するための「ドライバ」というソフトウェアの適用状態を管理できるウィンドウがあります。

この「デバイスマネージャー」でこの「MateDock2」がどのように認識されるのか確認しました。

すると「Matebook X Pro」の2つあるTYPE-Cポートそれぞれで、多少違う認識をされることがわかりました。

変化があったデバイスマネージャー上の項目は下記の2つでした。

  • ユニバーサルシリアルバスコントローラー
  • システムデバイス

まずは「ユニバーサルシリアルバスコントローラー」の項目です。

で囲った部分が2つあるTYPE-Cポートのうち手前側の「Thunderbolt3」に対応したポートに接続したときに増えた項目です。

で囲った部分が2つあるTYPE-Cポートのうち奥側の「USB 3.1 Gen2」に対応したポートに接続したときに増えた項目です。

MateDock2のデバイスマネージャーでの認識(ユニバーサルシリアルバスコントローラー)

共通して増えたのは

  • 汎用 SuperSpeed USB ハブ
  • 汎用 USB ハブ

「Thunderbolt3」に対応したポートの方がこれに加えて

  • Inter(R) USB 3.1 eXtensible Host Controller – 1.10(Microsoft)
  • USB ルートハブ(USB 3.0)

が増えています。

また、「システムデバイス」の項目については、「Thunderbolt3」に対応したポートに接続したときのみ下記赤枠が増えました。

MateDock2のデバイスマネージャーでの認識(システムデバイス)
  • PCI Express 下位スイッチ ポート x 3
  • PCI Express 上位スイッチ ポート

このようにドライバの認識では若干違いがありました。

はしかん

しかし、今回HDMI出力で動作確認を行った限りではポートの違いによる動作の違いはありませんでしたので影響はほぼないのですが!(笑)

まとめ

今回はこちらのHUAWEI純正「MateDock 2」をご紹介しました。

おそらくWIndowsで正しく認識されているので他のWIndowsPCでも動作はするはずなのですが、「Matebook X Pro」以外のWindowsPC での動作確認や、Macでの動作確認も実施でき次第記事に追記していきます。

またはご存知の方がおられましたらコメント欄で情報を頂けると幸いです。

見た目コンパクトでデザインもシンプルなので、個人的にはおすすめです。しかも定価は7千円以上するのですが、Amazonでは破格の値段(2019/2/17現在)で販売されています。

ただしSDカードスロットや有線LAN等はないので、拡張性を求める方にはおすすめできません。

しかし、USB TYPE-Cの普及によってますます便利になっていきますね。

はしかん

噂では、遂にiPhoneもLightningケーブルをやめてTYPE-Cケーブルに統一するかも?とう情報もちらほら出ているようです。

もう外出前とかに「充電ケーブルと~、HDMIケーブルと~、あとはスマホ用にMicroUSBケーブルと~、iPhone用にLightningケーブルと~!!!あああああぁあっぁ!!!」

と言ったようにいろいろ探さなくてもよくなりそうですね。

すべてがTYPE-Cになれば、そもそもUSB TYPE-Cハブという存在自体が不要になってしまう未来が来るかもしれませんが、それまでの間さまざまな規格の溝を埋めてくれる潤滑油のような存在として「USB TYPE-Cハブ」は役立ってくれることでしょう!

なんだか壮大な話になってしまいましたが、私も既にスマホPCモバイルディスプレイはTYPE-Cで統一できています。

今後TYPE-Cが普及していくのは間違いなさそうですね!

以上、はしかん(@hashikan3)がお伝えしました。

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