【EarFun Air レビュー】ノイキャンなしでOKならベストバイ! 5000円台で買える高コスパワイヤレスイヤホン

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メモ

本記事では、『EarFun Air』をレビューしています。5,000円台で購入できるのに、装着検出機能、IPX7防水、ワイヤレス充電機能を搭載し、アクティブノイズコントロール以外は全部入りの高コスパワイヤレスイヤホンの実力をチェックしています。

こんにちは。ワイヤレスイヤホンを家に忘れたらその日1日ブルーになるはしかんです。

ワイヤレスイヤホンも価格破壊が進んでいますが、今回ご紹介する『EarFun Air』もイヤホン界の「安かろう良かろう」の代名詞になるかもしれない製品です!

はしかん

正直、衝撃です。

EarFun Air』は、5,000円台という低価格で購入できるワイヤレスイヤホンですが、最近流行りのANC(アクティブノイズコントロール)以外は全部入っている高コスパワイヤレスイヤホンです。

EarFun Airをケースから出してデスクに置いている様子

海外の「CSE 2020イノベーション・アワード」や「iFデザインアワード2020」、そして「What HiFi? Awards 2020」などと言った様々な賞も受賞しており、そのコスパの高さを物語っています。

はしかん

高いお金を出せば良い製品が買えるのは当たり前ですが、こんな低価格かつ高機能なワイヤレスイヤホンが買える時代になったんだな〜としみじみしました。

それではじっくり『EarFun Air』をご紹介していきます。

提供品

本記事はメーカー様よりサンプル品をご提供いただき作成しています。

タップできる目次

『EarFun Air』の概要

メーカーの「EarFunテクノロジー」は、15年以上の経験を持つ工業デザイナーや音響エンジニアが集まって2018年に深センで設立された若い会社です。

今回ご紹介する『EarFun Air』以外にも、ワイヤレスイヤホンやBluetoothスピーカーなどをリリースしています。

それでは早速『EarFun Air』のスペックをチェックします。

スペック

細かいスペックはこちら。

ブランドearfun
商品名EarFun Air
型番TW200
ホワイト、ブラックの2色展開
装着方式カナル型
BluetoothバージョンBluetooth 5.0
対応コーデックSBC、AAC
BluetoothプロファイルA2DP、AVRCP、HFP、HSP
ドライバー6mm口径
ノイズキャンセル機能通話時のノイズキャンセル機能
バッテリー持続時間イヤホン単体で最大7時間 充電ケースと合わせて最大35時間
大きさ幅 5.3cm x 高さ 5.2cm x 奥行き 3.4cm
重さケース込み:51g
防水機能IPX7等級(一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない)
保証期間18ヶ月

特徴的なのは、5,000円という安いお値段で購入できるエントリーモデルながら、IPX7の防水性能、耳への装着検出機能搭載、タッチセンサー操作、ワイヤレス充電に対応と、アクティブノイズコントロール以外の機能をほぼ全て搭載しているという点!

はしかん

ワイヤレスイヤホンに欲しい機能がめっちゃ入っています!

外観と付属品

EarFun Air』は低価格ながら外装にもこだわりを感じます。正直20,000円クラスのハイエンドワイヤレスイヤホン顔負けの品の良さ。

EarFun Airの外箱画像

ぐるりと開くパッケージが気分を高めてくれます。

EarFun Airの外箱を開封している様子の画像

マニュアルが入っている黒いケースの下にイヤホン本体と充電ケースが収まっています。

EarFun Airが収納されている様子の画像
はしかん

本当にこれが5,000円でいいの?と言いたくなるほどしっかりした梱包です。

内容物はこちら。

EarFun Airの内容物一覧画像
内容物一覧
  • EarFun Air 本体
  • 充電ケース
  • 充電ケーブル(TYPE-A to TYPE-C)
  • イヤーピース(4つのサイズ)
  • 取扱説明書
  • 保証カード

今回レビューしたのはホワイトのモデル。

イヤホン、本体共に艶あり仕上げで高級感があります。

EarFun Airを並べてデスクに置いている画像

イヤホンの形状はいわゆる「うどん型」。遠目で見るとAppleの”AirPods”を付けているような感じに見えます。

EarFun Airの拡大画像

イヤホン本体の丸い部分がタッチセンサーになっていて、ここをタップしたり長押ししたりして操作が可能です。

EarFun Airのタッチセンサー部分の拡大画像

耳への装着感知機能を搭載しているにも関わらず、スッキリとしている内側。

EarFun Airのイヤーピース部分の拡大画像

うどんの先端部分に充電用の接点とマイク穴があります。

EarFun Airの充電端子部分の拡大画像

イヤホンの外側にも1つマイク穴があり、片側でマイクを2つずつ搭載しているのがわかります。
ちなみに外側のマイク穴はLEDインジケーターにもなっており、ここがステータスに応じて青や赤、紫に光ります。

EarFun Airの上側のマイク部分拡大画像

充電ケースはマグネット式。イヤホンをしっかりと収納でき、不注意で落下させるリスクを低減しています。

EarFun Airの充電ケースの中の画像

イヤホンをケースに収めると、イヤホン本体のLEDインジケーターが点灯し状態を把握することができます。充電時は赤く点滅し、ケースを開けると青く点滅して自動的にデバイスとの接続が開始されます。

EarFun Airの充電ケースとイヤホン本体のLEDが点灯している様子の画像

付属しているイヤーピースは4種類で、自分の耳の大きさに合わせて交換が可能です。

EarFun Airのイヤーピースは全部で4種類の大きさ
はしかん

自分の耳にあったイヤーピースを装着することが良い音で聴くために一番重要な作業なので、ここはしっかりやりましょう!

交換もとても簡単。引っ張ると外れるので、違う大きさのものを装着するだけ。

EarFun Airのイヤーピースを取り外している様子の画像

イヤーチップ根元部分は汎用品も装着可能な形状ですね。

EarFun Airのイヤービースを取り外した状態の画像

充電ケースの底面にTYPE-Cポートがあり、有線での充電も可能です。

そしてこの充電ケース、なんとワイヤレス充電に対応しています!

EarFun Airの充電ケースの底面部分の拡大画像

ワイヤレス充電パッドの上に置くとしっかり充電できちゃいます!

EarFun Airをワイヤレス充電している様子の画像
はしかん

本当にこれで5,000円なのが信じられない・・。

大きさと重さ

左から”SONY WF-1000XM3″、『EarFun Air』、”Apple AirPords Pro”の順に並べて大きさを比較してみました。

EarFun Air』のケースの大きさは幅 5.3cm x 高さ 5.2cm x 奥行き 3.4cmで、普通にポケットに入る大きさです。

EarFun Airのケースの大きさを比較している様子の画像

“iPhone12 Pro Max”と並べても特に違和感なしです。

EarFun AirとiPhone12 Pro Maxを並べている画像

続いて重さ。イヤホンは片側で5.5g

EarFun Airのイヤホン1個の重さを計測している画像
はしかん

AirPods Proは片側5.4gなので、ほぼ同じ重さ。とても軽い仕上がりです。

ケースも含めると全部で57.1gでした。

EarFun Airのイヤホンとケースをあわせた重さを計測している画像

実機レビュー

音質はBOSEのようなドンシャリ系サウンド

EarFun Airの音質を聴き比べている状態の画像

ワイヤレスイヤホン界のフラッグシップモデル”Apple AirPords Pro”と”SONY WF-1000XM3″、そして今回レビューするエントリークラスの『EarFun Air』で音質を比較してみました。

音質を一言で言い表すと、「BOSEのようなドンシャリ系サウンド」というのがしっくりきますが、細かいことを抜きにすると、「“価格が安い=音質が悪い”にはならないな。」というのが正直な感想。普通に良い音で鳴ってくれるので『EarFun Air』のコスパの高さに関心しました。

比較をするとそれぞれの違いがわかりますが、これ単体で音を聴いて「音質悪いな〜」と感じる人は殆どいないんじゃないでしょうか。

はしかん

普通にいい音なので、初めてワイヤレスイヤホンを買う方におすすめです!

低音重低音好きの方におすすめの音質。他のイヤホンよりも明らかに低音の音圧が強く、輪郭も明確です。バスドラやベースの弦の振動を感じることができます。
中音中音域はすこし弱め。音の広がり感は弱いですが一般的な情報量です。
高音高音域も低音域に比べると少し控えめ。とは言えハイハットやギターの音色はしっかりと聞こえてきます。
はしかん

ロックやEDMを楽しむのに向いてます!

通話時の周辺ノイズがかなり低減される

続いて通話時の音質チェック。

今回も息子氏の協力を得て、テレビを視聴中のリビングで『EarFun Air』で通話した際に相手にどのように聞こえるかを検証してみました。

結論としては、相手に伝わる声の大きさはほぼ”AirPords Pro”と同等ですが、明らかに”AirPords Pro”より『EarFun Air』の方が周辺ノイズが消えていました。(テレビに50cmくらいまで近づいてやっと聞こえるレベル)

はしかん

これなら普通に通話でも使えますね。

また、この『EarFun Air』は左右どちらか片方だけでも使える仕様なので、片方だけの通話も試してみました。するとノイズキャンセル性能は両方付けた場合とほとんど同じで、通話も普通にできました。

はしかん

突然の着信でも特に困ること無くイヤホンのまま通話できそうです。

遅延は一般的なレベル

音声遅延については一般的なレベルでした。

ゲームとYoutubeでテストしてみた結果がこちら。

ゲームYoutube
EarFun Air0コンマ何秒の世界なんですが、明らかに遅延を感じます。FPSなどの俊敏性が求められるゲームには不向きです。若干声が先に届いて映像が遅れているような感覚
AirPods Pro厳密に言うと少し遅れているが、神経質にならなければFPSでも使えそう人が話す映像を見ても特に違和感は感じない

総じて他のワイヤレスイヤホンと比較して平均的な性能だと感じました。

『EarFun Air』の良かったところ

イヤホン単体で音量調整ができる

イヤホン側面の丸い部分をタッチすることで簡単に再生停止や曲送り、音量操作、電話の応答が可能です。

EarFun Airのタッチセンサー部分の画像
再生/一時停止ダブルタップする(左右どちらでも可)
曲送り右を3回タップする
音量を上げる右を長押し
音量を下げる左を長押し
電話を受ける/切る着信中または通話中にダブルタップする(左右どちらでも可)
着信拒否2秒間長押し(左右どちらでも可)
音声アシスタントの起動/解除左を3回タップ

特に便利なのが音量が調整できるところ。

はしかん

ランニングのときやスマホを取り出せないときなど、すぐに音量調整できるのはすごく便利!

装着検知機能で自動停止・再生が便利

音楽を聴いている途中に話しかけられてイヤホンを外した際に再生中の音楽が自動的に停止し、再び耳に装着すると自動的に再生されます。

EarFun Airのイヤホン先端部分の拡大画像

一見近接センサーがついているようには見えないのですが、きちんと反応してくれます。

はしかん

SpotifyやAmazon Musicだけでなく、Youtubeもちゃんと自動停止・再生にしてくれるので、すごく便利!

ワイヤレス充電対応

EarFun Airをワイヤレス充電している画像

一見そうは見えないのですが、なんとワイヤレス充電に対応していて、とても手軽に充電できます。

はしかん

本当に5,000円なのが信じられない・・・。

IPX7の防水性能

IPX7の防水性能とは?

  • 一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない
はしかん

つまり、水たまりに落としても、雨に濡れたりしても全く影響がないということ!

普段でも、突然雨が降ってくることは普通にあるので、そんなときにいちいち心配しなくても済むのはありがたいです。

価格が安い

そして一番うれしいポイントと言っても過言では無いのが、値段が安いということ。

約5,000円でこの品質のワイヤレスイヤホンが手に入ってしまいます。

はしかん

1年、2年前では考えられなかった値段!本当に良い時代になったなぁ。

『EarFun Air』の惜しいところ

曲戻しができない

イヤホン単体の操作で曲送りはできるのに、なぜか曲戻しがありません。

お気に入りの曲を「もう一度リピートして聴きたいな」と思うときがあるのですが、そんなときはスマホを取り出して操作する必要があり、これだけが唯一不便だと感じた点です。

はしかん

右を3回タップで曲送りできるなら、左3回タップを音声アシスタントではなくて曲戻しにしてほしかったなと感じました。

まとめ

EarFun Airをテーブルの上に置いている状態の画像

EarFun Air』は、5,000円で購入できるエントリークラスのワイヤレスイヤホンながら、タッチ操作、耳への装着検出機能、IPX7防水、ワイヤレス充電機能を搭載し、アクティブノイズコントロール以外は全部入っている高コスパワイヤレスイヤホンです。

僕がレビューさせてもらったイヤホンの中でも1位を争う安さですが、機能や性能はとても満足できる内容です。

はしかん

よく「安くておすすめのワイヤレスイヤホン教えて!」と妻のママ友から聞かれるのですが、この『EarFun Air』も僕のおすすめイヤホンリストに登録決定です!

以上、はしかん(@hashikan3)がお伝えしました。

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